おもに西南暖地に生息し、寒い地方では冬を越すことができないとされる。ヨトウムシと同様に卵は固めて産み付けられ(卵塊)その上に鱗粉をかける。幼虫は若齢のうち集団生活をする。ひとつの卵塊から孵化する幼虫数がヨトウムシより遙かに多いので、被害もさらに大きい。
防除に効果的な農薬
●ベリマーク®SC
大事な育苗期にこの1剤で、
幅広い重要害虫を速やかに防除。
長い残効で、作物をしっかり守ります。
いちごハスモンヨトウに対する防除効果
2012年 日本植物環境コンサルティング(株)
【試験概要】◎品種:紅ほっぺ ◎区制:1区 20株 3連制 2.5㎡ ◎定植:9月3日 ◎発生程度:中発生(放虫)◎処理日:8月31日(定植3日前) ◎処理方法:ベリマーク®SC1000倍50mℓ/ポット ◎調査方法:各区10株全葉について、ハスモンヨトウの幼虫(若齢、中齢、老齢)の寄生虫数を調査。
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キャベツ処理温度別の殺虫効果(ハスモンヨトウ)
2013年 クミアイ化学工業(株)生物科学研究所
【試験概要】 ◎接種日:10月9日 ◎対象作物:キャベツ(金系201号) ◎播種日:9月3日 ◎定植日:9月25日 ◎処理日:9月20日 ◎区制:セルトレイ(処理時)、4号素焼き鉢(定植時)60㎖プラスチックカップ(接種時) 3連制 ◎処理方法:15℃、25℃、35℃の人工気象室内で、セルトレイ1株当たり3.9㎖灌注処理し、処理5日後に素焼き鉢に苗を移植 ◎放虫方法:移植後14日目に1株当たり葉を1枚採取し、供試虫10頭を接種 ◎調査方法:供試虫の接種3日後に死虫率を調査
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キャベツ孵化幼虫に対する効果(キャベツ/ハスモンヨトウ)
2014年 OATアグリオ(株)研究開発部
【試験概要】◎試験期間:5月8日~5月12日 ◎対象作物:キャベツ(四季穫) ◎播種日:4月8日 ◎定植日:5月7日 ◎区制: 1区 2株 2反復 ◎処理日:5月7日 ◎処理方法:ベリマーク®︎SCは400倍に水道水で希釈し、キャベツの株元に株当り2.5mℓ灌注した後、培土を充填したプランター(25cm×12cm×15cm)に定植し、ガラス温室内で底面給水にて管理した。◎放虫方法:処理1,3,6,12時間後に第3葉をサンプリングし、孵化直後の1齢幼虫を20頭ずつ放飼して恒温室(25℃±2℃)に静置した。◎調査方法:放飼4日後に生死虫数をカウントして補正死亡率を算出した。
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●ベネビア®OD
すばやく食害をストップして、
葉裏の害虫も逃さない。
害虫の密度を抑制して、作物を長期間守ります。
いちごハスモンヨトウに対する防除効果
2009年 兵庫県植物防疫協会
【試験概要】◎品種:宝交早生 ◎区制:1区 5.2㎡ 60株 2連制 ◎発生程度:多発生(自然発生+放虫)◎仮植:9月14日 ◎処理日:10月30日 ◎処理方法:肩掛け式小型噴霧器を用いて、105ℓ/10aの割合で散布。◎調査方法:各区中央部の接種株を中心とした10株について寄生虫数を齢別に調査。◎考察:本剤は対照薬剤と比較して防除効果は優っており、無処理に比べても効果は高かった。実用性は高いと考えられる。薬害は認められなかった。
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キャベツハスモンヨトウに対する防除効果
2009年 香川県農業試験場 病害虫防除所
【試験概要】◎品種:新藍 ◎区制:1区 4.9m2 20株 3連制 発生程度:少発生(放虫)◎定植:9月10日 処理日:10月16日 ◎処理方法:210ℓ/10aを肩掛け式噴霧器で茎葉に全面散布。◎調査方法:各調査日に茎葉に寄生するハスモンヨトウ幼虫を若齢、中齢、老齢の別に各区10株について計数。◎考察:本剤は 対照薬剤と比較して、同等の効果が認められ、無処理と比較して高い防除効果があり、実用性は高いと考えられる。薬害は認められなかった。
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●プレバソン®フロアブル5
早めの散布でアワノメイガの被害から
とうもろこしをしっかりガード!
キャベツハスモンヨトウに対する防除効果
2008年 徳島
【試験概要】◎品種:輝岬 露地(白マルチ)栽培 定植日:9月25日◎処 理 日:9月22日(定植3日前)発生条件:少→中発生
◎区制:16.5㎡/区(1.1m×5.0m×3畝)、約75株、3連制
◎処理方法:所定量をセル型育苗トレイにジョウロを用いて灌注処理
【対象薬剤】
◎定 植 時:C顆粒水溶剤 50倍 500mℓ/セルトレイ
10月18日(定植後23日目):Dフロアブル 2000倍
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キャベツハスモンヨトウ 2齢幼虫
【試験概要】2022年丸和バイオケミカル(株) ◎供試作物:キャベツ(品種:金系201EX) 9cmポット育苗 ◎対象害虫:ハスモンヨトウ 2齢幼虫 住化テクノサービス(株) 個体群 ◎区制:8頭/区 4連制 ◎処理日:2022年10月27日 本葉5葉展開時 ◎放虫日:2022年11月3日 処理7日後放虫 ◎調査日:2022年11月6日 放虫3日後調査 ◎処理方法:下位4葉目のみ残し、筆を用いて葉下半分 表裏両面に薬液(プレバソン®フロアブル5、対照A剤共に2000倍希釈。各剤にtween20 0.05%を添加)を十分量塗布。 ◎放虫方法:処理7日後に処理していない葉上半分を切除し、この表面に放虫。 ◎調査方法:放虫3日後に虫体の状態及び食害率を調査。死虫率及び平均食害率で評価。
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キャベツハスモンヨトウ(生科研飼育感受性系統)
【試験概要】2022年日産化学(株) ◎作物:キャベツ ◎供試害虫:ハスモンヨトウ(生科研飼育感受性系統) ◎試験ステージ:1齢幼虫、処理日:2022年12月6日 ◎散布水量:2.5㎖/葉 葉表散布 ◎展着剤:アドミックス3000倍 ◎連制:1区3連制、10頭放虫 ◎調査:7日後切取り放虫2日後調査及び食害調査 ◎試験方法:キャベツ葉表に直径7cmとなるように均一に薬液散布(プレバソン®フロアブル5、対照A顆粒水和剤共に2000倍希釈)、葉裏に放虫後、シャーレの蓋をしておもしをのせる。 ◎キャベツ葉:11/15播種、散布時7葉期(4葉目使用)
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キャベツハスモンヨトウ5齢幼虫に対する効果発現速度
2004年 北興化学工業
◎供試虫:ハスモンヨトウ5齢(累代飼育系統) ◎処理方法:キャベツ葉片浸漬
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