ベリマーク®SC ユーザー証言ファイル
栃木県佐野市
矢澤信幸さん
JA佐野 いちご部会の栽培研究会の前会長。ご家族3名、パートさんとともに営農。いちご46a(とちあいか)、水稲2ha(あさひの夢、コシヒカリ)を作付。
稲刈り中も安心できる1か月の長期残効。
ハスモンヨトウ、アブラムシ類、アザミウマ類、
コナジラミ類を1剤で抑えられるから大助かり。
定植から10月初旬までハスモンヨトウの被害果がない。
稲刈り中も安心できる長期残効、一度使ったら手放せなくなる薬剤
46aのとちあいかを手がける矢澤さんのいちご栽培スケジュールは、3月下旬に親株定植、9月5日から20日ごろまでに本圃定植、11月上旬~5月下旬まで収穫が続きます。矢澤さんは、以前に会長職を6年間務めたJA佐野いちご部会 栽培研究会の紹介で、昨年はじめてべリマーク®SCを採用。ハダニ対象の灌注剤との混用で、9月8日定植の7日前にハウス1棟分の苗8000株に、べリマーク®SCを灌注処理されました。
矢澤さんの防除課題は、定植後のハスモンヨトウによる頂果房などへの被害と、稲刈りと重なる時期の防除省力化。
「ハスモンヨトウに頂果房の花芽を食害されると、その株の年内の収穫がゼロになることもある。べリマーク®SCを定植前に予防的に灌注処理したら、しっかり1か月は効いて、10月初旬まで全くハスモンヨトウの被害果が出なかったね。これはすごいよ」と矢澤さん。
また、「この時期はちょうど稲刈りの時期と重なる。9月下旬から10月初旬までたかが1週間なんだけど、とにかく忙しくてなるべくなら稲刈りに専念したい。昨年はべリマーク®SCの長期残効のおかげで、稲刈りに専念できて、長年の防除省力化の悩みから解放されたよ(笑)」。
矢澤さんは初めて使用したべリマーク®SCの印象を「去年1回使っただけなのに、今年はべリマーク®SCを灌注しないと不安で仕方ない(笑)。これまでは対症療法だったハスモンヨトウの防除が予防的に処理できる。効果の高さとか長さのインパクトがすごくて、一度使ったらもう手放せなくなる感じ。今までこんな薬剤なかったよね」とおっしゃいます。
アザミウマ類、コナジラミ類などの問題害虫も
1剤で抑えられるから、収穫期の薬剤選択肢が増えて助かる。
べリマーク®SCを使えば、休みもとりやすくなるね
また矢澤さんは「今までは定植後、ハスモンヨトウや、アブラムシ類、アザミウマ類、コナジラミ類のそれぞれに対処する薬剤を散布しなくちゃいけなくて大変だった。べリマーク®SCなら、この4種の害虫の密度を1剤で少なくとも1か月抑えてくれるんだよね。本圃での薬剤散布回数を大幅に減らせて、収穫期に使える薬剤の選択肢を多くとっておける。このメリットは大きいよ」とのこと。
「いちご農家は、いったん収穫が始まれば半年ぐらい休みもなかなかとれないんだよね。べリマーク®SCで定植前に防除をやっておけば、害虫の食害を気にせずに済むので、11月の収穫が始まる前にちょっとした旅行だって計画できちゃいますよ(笑)」。
今後は、品質・収量をさらに向上させ、パートさんも2~3名増やして、収穫期でもローテーションで休暇がとれるような“ゆとりのある農業”を目指したい、と矢澤さん。ビジョンの実現に向けた確かな自信が伝わってきました。
※コメントは取材当時の個人の感想です。
本内容は2023年7月取材時のものです。