プレバソン®フロアブル5 ユーザー証言ファイル
徳島県阿波市
新藤 義文さん
JAあわ市ブロッコリー部会連絡協議会の部会長。ブロッコリー1haのほか、ミニトマト、とうもろこし、ねぎ、なすを作付。
灌注処理と散布処理、両方で使えて便利。
アオムシ、ハスモンヨトウを長期間予防できる。
プレバソン®フロアブル5採用のきっかけは、お父様の驚きの声
10年前に兼業農家から専業農家に転身、奥様・お父様とともにブロッコリーを手がける新藤さん。4年前からは400名以上が所属するJAあわ市ブロッコリー部会連絡協議会の部会長を務めていらっしゃいます。ブロッコリーは10月から翌3月収穫の秋冬どりと、5月収穫の春どりを作付。一部の圃場ではJA全農から依頼される新品種の試験も担当されています。
ブロッコリーの問題害虫は、アオムシ、ハスモンヨトウ、ハイマダラノメイガ。とりわけ春から夏にかけて発生するアオムシやハスモンヨトウの食害は、葉が網の目状になるほどの大きな被害になりがちで、花蕾の生育に大きな影響を及ぼすため、毎年注意を払っているそうです。
これらの対策の柱として、新藤さんがプレバソン®フロアブル5を採用したのは10年前。お父様からかけられた一言がきっかけでした。「うちの父親が『おい、プレバソンは効くぞ』ってえらく喜んでね」。
お父様は当時、なすのハスモンヨトウやハモグリバエの防除に、初めてプレバソン®フロアブル5を使用され、その高い効果に大変驚かれたそうです。「自分もこれはブロッコリーにもいけると思い、使い始めたんだ」と新藤さん。現在は、秋冬どり・春どりともに定植前日の灌注処理と生育期後半の散布処理の両方で、プレバソン®フロアブル5を愛用されています。
なすのハモグリバエやとうもろこしのアワノメイガにも
「やっぱり、病害虫防除は予防が一番重要」と語る新藤さん。兼業農家の時代になすの害虫被害にあい、予防の大切さを痛感したのだそうです。
「害虫が目に見えるほど増えてからでは、上から散布剤をかけてもまんべんなく害虫にかからないでしょ。プレバソン®フロアブル5を、苗のときに根から吸わせてやると、浸透移行して定植後もアオムシやハスモンヨトウ、ハイマダラノメイガから長期間予防してくれる。生育期の散布処理でも2週間以上はしっかり効果が続いてる。おかげでブロッコリーの収量・収益がアップしたよ」。
また、新藤さんは、問題害虫への効果以外にプレバソン®フロアブル5を高く評価するポイントが2つあると言われます。ひとつは「処理作業の省力性」で「灌注処理では、セルトレイ40枚が10分ぐらいで済むほど作業が簡単」、もうひとつは「経済性と使いやすさ」で「これは多品目を手がける農業経営には、重要な点」とおっしゃいます。
「ブロッコリー以外に、なすのハモグリバエやとうもろこしのアワノメイガといった他の作物の問題害虫にも、長くしっかり効果がある。圃場全体の防除回数が減らせて経済的だし、作付しているどの作物にも使えるから薬液が余らない」とのこと。
「今後はドローンでの散布も検証したい」と新藤さん。農業を通じて、阿波市発展のために尽力していきたい、と地域貢献への情熱がひしひしと伝わってきた取材でした。
※コメントは取材当時の個人の感想です。
本内容は2022年4月取材時のものです。