ネギコガ
チョウ目 アトヒゲコガ科
Acrolepiopsis sapporensis (Matsumura) Allium leafminer
【加害作物】ねぎ、たまねぎ等ネギ属
卵は葉の表面に産み付けられる。孵化した幼虫は、すぐに葉に潜り込み、内側から葉の表皮だけ残して食害する。その後蛹になる直前まで、外に出ることはほとんどない。葉内に潜入しある程度成長すると、被害が目立ってくる。しばらくすると、とても派手な老齢幼虫が葉の表面に脱出し、直ちに目の粗い繭を作り蛹になる。
特に農薬に対する抵抗性事例の報告はない。しかし前述のように、葉の内側で密かに被害が進行するので、手遅れになる場合がある。予察用フェロモンなどを用いて、発生初期に的確な防除を行わなくてはならない。
*本説明内容は2018年9月時のものです
防除に効果的な農薬
●ベネビア®OD

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にんにくネギコガに対する防除効果

2018年度委託試験 日本植物防疫協会
【試験概要】 ◎試 験 場 名:青森県産業技術センター野菜研究所
◎発 生 状 況:中発生◎品 種:福地ホワイト◎植 付:2017年10月5日◎区制・面積:1区9.0㎡、120株、3連制◎処理日・処理量:6月22日(生育期)、300ℓ/10a ◎調査日・方法:散布7日後、散布14日後・区当り20株のネギコガ幼虫及び蛹の寄生虫数を調査
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