プレバソン®フロアブル5 ユーザー証言ファイル
熊本県八代市
宮田和典さん
200名を超える部会員で構成されるJAやつしろ ブロッコリー部会の副部会長。ブロッコリー4ha、キャベツ1.2ha、ばれいしょ60a、水稲4haを作付。

ハスモンヨトウへの効果がシャープ。
残効が3週間あるから、播種や定植に専念できます。
高品質なブロッコリーに仕上げるポイントは適期の播種・収穫、チョウ目害虫の防除
低糖質ブーム、健康志向などの高まりを背景に需要が堅調なブロッコリー。JAやつしろ管内では秋冬ブロッコリーと春ブロッコリーが栽培されており、10月から翌年6月まで出荷が続きます。同JAのブロッコリー部会では、九州などの近県のみならず、陸路で大田市場など東京方面にも出荷。4℃に予冷処理をしたブロッコリーを、発泡スチロール箱で氷詰めにして出荷することで、鮮度維持に努めているのだそうです。
「ブロッコリーは鮮度が落ちる速度が早い野菜なので、遠方でも近県でも、出荷時期を問わず氷詰めにして出荷しています」と話すのはブロッコリー部会の副部会長 宮田さん。奥様、ご長男とともに4haのブロッコリーを手がけていらっしゃいます。

高品質なブロッコリー栽培の秘訣については、「花蕾にすき間がなく、形良く仕上げるのが目標。そのためには、適期の播種と、生育期の天候に応じた収獲適期の見極めがポイントになります」と宮田さん。また「ブロッコリーはLサイズの収益が一番高い。そのためには、葉を食害し、花蕾の生育に大きな影響を及ぼすチョウ目害虫をしっかり防除することが重要」とのこと。ブロッコリーを手がけ始めた7年前から、プレバソン®フロアブル5を愛用していらしゃいます。
定植後も長く残効が続くから、本圃の防除が省力化できる。経済的メリットも大きい
宮田さんは、秋冬ブロッコリー、春ブロッコリーのどちらにも、定植前日にプレバソン®フロアブル5を灌注処理。生育期にハスモンヨトウが多発した場合には、ローテーションの中でもさらに1回、散布処理されるのだそうです。
「ブロッコリーの大規模栽培は、播種と定植を次々に並行してやらなきゃならないし、そこに収穫も重なってくるから、常に作業に追われてる」。

「プレバソン®フロアブル5は、ハスモンヨトウやコナガ、オオタバコガを定植後3週間以上確実に抑えてくれるから、本圃での1回目の防除が省略できる。播種や定植を次々こなす作業に専念できるので、ほんと助かる」と宮田さん。また「本圃での防除が1回省略できるから、確実にコストダウンにつながってる。経済的なメリットも大きいよ」と頬をゆるめます。
宮田さんの出荷先であり、栽培や防除のよき相談相手であるJAやつしろ北部総合営農センターでも「プレバソン®フロアブル5は、特にハスモンヨトウに対して効果がシャープ」と太鼓判を押されているとのこと。
ブロッコリーとキャベツの両方に愛用。ドローンでの防除にも頼りになる。

キャベツも1.2ha手がけておられる宮田さん。キャベツの定植前にも、5年前からプレバソン®フロアブル5を灌注処理していらっしゃいます。「ブロッコリーもキャベツもプレバソン®フロアブル5ひとつで灌注処理できるから、余分な在庫が出ず農薬コストが抑えられる」。
また「ドローンで防除するのが当たり前の時代になることを考えると、無人航空機散布の登録があるのも安心」とのこと。
若い人たちが高品質で安定出荷をこの先も維持していけるように、上手にバトンタッチしていきたい、と宮田さん。やつしろの農業の未来を見つめる優しい目が印象的でした。
※コメントは取材当時の個人の感想です。
本内容は2022年7月取材時のものです。