ウリノメイガ(ワタヘリクロノメイガ)
チョウ目 メイガ科
Diaphania indica (Saunders) Cucumber moth
【加害作物】きゅうり、ゴーヤ、オクラ、わた等アオイ科とウリ科作物を好む
他の植物でも生活できる
【発生量】西南暖地を中心とした南方系の害虫で、これまで特筆すべき害虫としてあげられてこなかった。しかし、1998年頃から各地で発生量が増加し問題となっている。
【生態】すばしっこく、側面に白いラインの入った緑のイモムシである。若齢幼虫は生長点付近・花・葉脈の脇など隠れやすいところを好み、成長すると葉を綴ってその中に潜むようになる。
そのため、薬剤を浴びせにくく、また、近年は従来の農薬に対して抵抗性を身につけているため、防除が難しくなっている。
*本説明内容は2018年9月時のものです
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きゅうりウリノメイガに対する防除効果
2010年 兵庫県植物防疫協会
【試験概要】◎品種:シャキット ◎定植:7月24日 ◎区制:1区 6.6㎡ 10株 3連制 ◎処理日:8月25日 ◎発生程度:多発生 ◎処理方法:所定濃度液を150ℓ/10aの割で、肩掛け式手動噴霧器を用いて散布。◎調査方法:5芯葉に寄生するウリノメイガを齢別に調査。◎考察:本剤は対照薬剤と比較していずれの時期の防除効果も優っており、無処理に比べても効果は高く、実用性は高いと考えられる。薬害は認められなかった。
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