ベリマーク®SC ユーザー証言ファイル
栃木県真岡市(二宮地区)
いちご生産者さん
いちごを手がけて20年のベテラン専業農家。ご家族でいちご(とちあいか)35aを作付。

定植前にべリマーク®SCで、苗を集約して処理。
ハスモンヨトウの被害が激減、1ヶ月以上続く残効で、いちごの生育を確実に守れるから、
収穫期に遅れが出ない。
ハスモンヨトウに、新葉や頂果房を食害されると、
生育が悪化、収穫期が遅れて、大打撃。
きちんと抑えるために、べリマーク®SCを導入。
約3万株の苗に対して、べリマーク®SCを灌注処理栃木県真岡市(旧二宮町)で、本格的にいちご栽培がスタートしたのは昭和31年のこと。真岡市はいちご栽培に適した気候、環境で、今や「いちご王国栃木の首都」と呼ばれるまでになりました。その中心地である二宮地区で、35aのハウスを家族で経営する、いちご生産者さんにお話を伺いました。
「栽培のポイントとしては、本圃の土づくりがまず大事。うちでは6月にソルゴーを播種して、7月中旬に緑肥として本圃にすき込んでる。土壌が柔らかくなって、根の張りも良くなるし、連作障害対策としても効果があるね」。
本圃での問題害虫は、アザミウマ類、アブラムシ類、ハスモンヨトウなど。
とりわけ定植後のハスモンヨトウによる食害は注意が必要で、「新葉や頂果房を食べられちゃうと、打撃は大きい。生育が悪くなるし、11月からの収穫時期も遅れちゃう」。
「ハスモンヨトウをきちんと抑えるのが難しかったので、4年前にべリマーク®SCを導入してみた」とのこと。
定植7日前~当日の間に、4棟ある育苗ハウスすべての苗に、ハダニ用の薬剤と混用して、灌注処理を開始されたそうです。
定植前のべリマーク®SCの灌注処理で、
ハスモンヨトウの被害が激減。
1ヶ月以上の残効で、定植後の殺虫剤散布も減らせた。
育苗ハウスで集約処理でき、労力的にもすごくラク。
ご両親、妹さんとともに12棟のハウスを管理「べリマーク®SCの灌注処理を始めたとたん、『ハスモンヨトウの被害がホントに少なくなったなあ』と感じた。定植1ヶ月後ぐらいに古い葉の葉かきを始めるんだけど、その時に、ハスモンヨトウの食害がほとんど見当たらないんだよね。べリマーク®SCは、残効がしっかり1ヶ月以上あるなと実感した」とおっしゃいます。
べリマーク®SC導入以前は、定植2週間後から、10日間隔での本圃の害虫防除が必要だったとのこと。
「べリマーク®SCのおかげで、定植後の殺虫剤散布が、2回ぐらい省けてるね」。
また、「本圃の薬剤散布は、奥行き50mのハウスを往復しなきゃいけない。うちは全部で12棟あるから、かなり骨が折れる作業。べリマーク®SCなら、小さめの育苗ハウス4棟に集約して、一度に苗を灌注で処理できるから、労力的にもすごくラク」とおっしゃいます。
ハスモンヨトウの飛び込みも、
べリマーク®SCで初期にしっかりたたいておけば、
長く密度を抑えられる。
いちごの生育を確実に守れて、収穫期に遅れが出ない。
ただ、「減農薬の特別栽培のだいず圃場が近くにあるので、そこからハスモンヨトウの成虫が飛んでくるのは避けられない」とのこと。
「べリマーク®SCで、ハスモンヨトウの飛び込みを、初期にしっかりたたいておけば、害虫密度を長く抑えておける。いちごの生育を確実に守れるから、収穫期に遅れが出ない」とおっしゃいます。
「4年間使ってるけど、べリマーク®SCは薬害が全く出ないのも、頼ってる理由だね」。
「いちごづくりは、今でも毎日が勉強。毎年1年生の気持ちでやってます」とおっしゃいます。
試行錯誤を語られる笑顔が、輝いていらっしゃいました。
※コメントは取材当時の個人の感想です。
本内容は2024年8月取材時のものです。