ジャガイモガ
チョウ目 キバガ科
Phthorimaea operculella (Zeller) Potato tuberworm
【加害作物】ナス科
特に被害を及ぼすのは、ばれいしょとたばこ
1953年日本に侵入して以来、関東以西にてばれいしょ塊茎の重要害虫となった。いもが地表面に露出した部分や、収穫したものに幼虫が食入する。また、高温期に食害されるとそこから腐敗してくる。
梅雨明けから発生量が増加する。幼虫は葉も食害する。葉肉にもぐり込み、表皮を残す。このため加害部は白く透け、その周りは褐色になる。ばれいしょでは葉の食害に実害はない。
しかし、収穫物への被害を食い止めるため、葉に食害痕をみつけたら、早めに薬剤散布し密度低下させる。また貯蔵庫内をまめに点検して、被害いもを除去する。
*本説明内容は2018年9月時のものです