アワノメイガ
チョウ目 メイガ科
Ostrinia furnacalis (Guenée) Oriental corn borer
【加害作物】とうもろこし、しょうが
世界中でとうもろこしの害虫として名を馳せている。茎や穂に幼虫が潜入し、食い荒らす。茎に入るとそこから折れる。また雌穂に入れば、収穫物が直接加害される。
卵塊で産み付けられ、若齢幼虫は穂の中などで集団生活するが、やがて分散する。老齢幼虫でも20mm前後にしかならないが、作物の重要部位をピンポイントで加害するので、被害は深刻である。
作物の栽培時期と、本種の発生時期の兼ね合いで、散布適期は変わってくる。とうもろこしにて夏場の多発生期、1回散布では不十分である。雄穂の出穂から7~10日間隔くらいで、2回以上の散布が必要である。農薬に対する抵抗性事例は報告されていない。
*本説明内容は2018年9月時のものです
防除に効果的な農薬
●ベネビア®OD
すばやく食害をストップして、
葉裏の害虫も逃さない。
害虫の密度を抑制して、作物を長期間守ります。
未成熟とうもろこしアワノメイガに対する防除効果
2012年 岩手県農業研究センター県北農業研究所
【試験概要】◎品 種:ハニーバンダム早生200 ◎播 種 日:5月16日◎処 理 日:7月9日(雄穂抽出期)、7月17日(雄穂抽出済み)◎調 査 日:7月24日、8月7日(収穫期)◎発生状況:中発生◎区制・面積:1区 18㎡(3.0m×6.0m)3連制
詳しくはベネビア®OD 製品ページへ
●プレバソン®フロアブル5
早めの散布でアワノメイガの被害から
とうもろこしをしっかりガード!
とうもろこしアワノメイガに対する防除効果
2009年 日本植物防疫協会 高知試験場
【試験概要】◎品 種:キャンベラ90 ◎播 種 日:5月14日◎処 理 日:6月25日(雄穂出穂初期)、7月3日(雌穂出穂初期)-2回処理◎調 査 日:7月9日、17日◎発生状況:多発生◎区制・面積:1区12.6㎡、66株、3反復
詳しくはプレバソン®フロアブル5 製品ページへ
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