ベリマーク®SC

素早く根から吸収される苗灌注1回で、
速効食害停止&約3~4週間の残効!
悪い虫をつけさせない。
- 適用拡大!
- トマト・ミニトマト「定植後 株元灌注処理(定植14日後まで)」
主な適用害虫

薬害事例ゼロ!


栽培初期の難防除コナジラミ類に有効!約3~4週間の長い残効性!
灌水チューブ等による定植後株元灌注処理で、薬剤処理を省力化!作業時間を短縮!
発売以来、薬害事例ゼロ!マルハナバチ、天敵にも高い安全性!
NEW
定植直後の灌水(根回し水/根じめ)と、一緒に処理できて省力的!
トマト・きゅうり・
なす・ピーマン・
すいか・メロン苗の根回し水/根じめ処理定植直後
株元灌注処理
従来行っていた「植穴への殺虫剤処理」をスキップ。
忙しい定植時期に、他の作業をこなす余裕が生まれます。


トマト・きゅうり
希釈水量:400株当り20~200ℓ(1株当り50~500mℓ)
なす・ピーマン・すいか・メロン
希釈水量:400株当り200ℓ(1株当り500mℓ)
■定植直後処理(根回し水/根じめ処理)による高い効果
トマト/タバココナジラミ バイオタイプQ
定植後3〜4週間、
コナジラミ類から、
しっかり作物を守ります!

2021年 熊本県農業研究センター 生産環境研究所
【試験概要】◎品種:りんか409◎区制:1区 10株 3連制◎対象病害虫発生状況:中→多発生(放虫)◎播種:4月9日◎定植:5月24日◎処理日:5月24日(A粒剤は5月21日)◎処理方法:ベリマーク®SCは400株当り原液25㎖処理とするため、各株の株元に8000倍に希釈した薬液500㎖を根回し水灌注処理した。定植3日前に、A粒剤は所定量を育苗ポットに処理した。◎処理時の作物のステージ:草丈40~50cm、本葉約8枚◎調査日:定植7日後(5月31日)、定植14日後(6月7日)、定植21日後(6月14日)、定植28日後(6月21日)◎調査方法:各区6株について、上、中、下位から1複葉(3複葉/ 株、合計18複葉)を選び、寄生する成虫および幼虫(中齢、老齢)を肉眼により計数した。
■定植直後処理(根回し水/根じめ処理)の希釈方法と希釈早見表
NEW!処理量計算ツール(トマト・ミニトマト)はこちら
■定植直後処理(根回し水/根じめ処理)の希釈早見表 詳細版
※「総合編」の後に「果菜編」をご覧ください。
上手な使い方
- 作物体に移行して生育期初期に発生するアブラムシ類、コナジラミ類、アザミウマ類、ハモグリバエ類の加害・他株への移動を速やかに停止させます。
- 軟弱な幼苗に対しても安全性が高く、処理後の生育に対する影響も確認されていません。

ベリマーク®SCによるウイルス媒介抑制効果
ベリマーク®SCは、国内の試験事例において、トマト黄化葉巻ウイルスの媒介抑制効果が認められています。
また、海外の事例では、複数の野菜において数種のウイルス病の発病率を低下させた事例があります。
ベリマーク®SCの有効成分であるサイアジピル®自体にウイルス病に対する効果はありませんが、ウイルスを媒介するコナジラミなどの保毒虫の行動を阻害するその作用機作によって、ウイルスの媒介抑制を引き起こしているものと考えられます。
防除ニーズに応じた処理タイミング
ご使用いただいているお客さまからも、問題害虫への効果発現の速さや防除効果の高さ、処理の簡便さについて、高いご評価を頂いています。
前述の「定植直後 株元灌注処理(定植14日後まで)」「根回し水/根じめ処理(定植直後 株元灌注処理)」に加えて、下記のように、定植時までの処理タイミングで、ご使用も可能です。
「定植時までの処理、または、根回し水/根じめ処理」と「定植後 株元灌注処理」で、計2回の使用が可能。
コナジラミ類への対策を、しっかり強化できます。
処理タイミング


定植前の処理方法
所定の希釈倍数に調製した薬液を作物苗(育苗ポット、セルトレイ他)に灌注処理してください。処理されたベリマーク®SCは速やかに作物体に吸収されます。

●処理量(トマトの場合)
薬量:400株あたり25㎖ 希釈水量:400株あたり10~20ℓ(1株あたり25~50㎖)

※株数によって異なります。
処理する株数 | 必要薬剤量(㎖) | 必要水量(ℓ) |
---|
80 | 5 | 2~4 |
400 | 25 | 10~20 |
800 | 50 | 20~40 |
1,600 | 100 | 40~80 |
2,000 | 125 | 50~100 |
※ベリマーク®SC(100㎖)1本でトマト1600株処理できます。
NEW!処理量計算ツール(トマト・ミニトマト)はこちら
作業時間の短縮
定植時の多数の苗に対して薬剤処理を行う場合、ベリマーク®SCの灌注処理は慣行の粒剤植穴処理と比較して作業時間を大幅に短縮できます。また、屈みこむこと無く、立って作業を行えるため、作業による疲労度も少ないと評価されています。
●処理時間短縮

2016年デュポン株式会社 社内試験
- 【試験概要】
- 場所:宮城県白石市 処理日:8月22日 作物名:きゅうり
- 【試験方法】
- 灌注処理:はす口ジョウロ(容量10R)を用い、キュウリ苗300株を処理(400倍、25P/株)した。その後、定植作業を行った。
粒剤処理:粒剤(2g/株)を定植作業と同時に植穴処理した。 - 【評価方法】
- それぞれの処理の様子を動画で撮影し、下記の作業時間を計測した。灌注処理:300株処理に要した時間
粒剤:5株処理に要した時間(作業の最初と最後は避け、平均的な中間5株処理に要した時間を計測)
計測値をそれぞれ1,000株処理に換算し、評価を行った。
ベリマーク®SCの効果が速い理由
ベリマーク®SC(灌注用殺虫剤)

粒 剤

ミニトマト/タバココナジラミ(バイオタイプB)への効果


2021年 日本曹達株式会社 小田原研究所
【試験概要】
◎品 種:レジナ
◎区 制:3連制
◎処 理 日:2月17日
◎処理方法:9cmビニールポットで育苗した苗に対し、ベリマーク®SC400倍希釈液を1株あたり25㎖灌注処理、もしくはA粒剤を1株当り2g、株元散布処理。A粒剤を処理した苗には処理後に25㎖の水道水を灌水、1時間後に各苗を5号鉢へ定植しさらに50㎖の水道水を灌水。定植2時間後に最上位展開葉にビニル袋を被せ、タバココナジラミ約10ペア放虫。以降毎日50㎖の水道水を灌水。
◎調査方法:経時的に袋の外から生存虫数(正常に葉裏に定位している個体)を計数し、5日後に袋を外し生存虫数を計数。
トマト/タバココナジラミ(バイオタイプQ)への効果


2013年(一社)日本植物防疫協会 宮崎試験場
【試験概要】
◎品 種:桃太郎ファイト
◎区 制:1区 14株 3反復
◎発生程度:少→多発生
◎播 種 日:4月19日
◎定 植 日:5月31日
◎処 理 日:5月28日(定植3日前)
◎処理方法:ベリマーク®SCは800倍希釈液をポットあたり50㎖株元に灌注。対照A剤は株当たり2gを株元に散布。
◎処理時の作物ステージ:育苗期(草丈30cm程度、本葉7~8枚)
◎調 査 日:定植14日後(6月14日)、21日後(6月21日)、28日後(6月28日)
◎調査方法:区内中央付近10株について株当たり2複葉(合計20複葉)に寄生する4齢幼虫および成虫を調査。
きゅうり育苗期後半の鉢上げ前後処理の防除効果


2022年 宮崎県総合農業試験場
【試験概要】
◎品 種:穂木 勇翔、台木 ゆうゆう一輝黒タイプ
◎試験方法:ベリマーク®SC区は鉢上げ前日(台木播種17日後)にシリンジを用いて株と土壌に剤がかかるように400倍希釈液を1株あたり25㎖処理し、A粒剤は鉢上げ直後に1株あたり1gを処理した。鉢上げ後は、各区5株を1つのデシケーター内に静置し、鉢上げ当日(台木播種18日後)にミナミキイロアザミウマ成虫を1株あたり5頭放飼した。計3反復。
◎調査方法:各区アザミウマ放飼1日後、2日後、3日後、5日後、7日後に各株の幼虫・成虫数を肉眼で計数した。
◎結 果:ベリマーク®SC区はミナミキイロアザミウマに対してA粒剤より高い殺虫効果を示した。