ベリマーク®SC ユーザー証言ファイル
群馬県館林市
小田吉男さん
JA邑楽館林の朝穫りきゅうり部会に所属。農業歴23年の3代目専業農家。ハウス2棟できゅうり24a(まりん、みれいなど)を作付。
必ず行う根回し水に、べリマーク®SCをまぜてまけるのは、まさに一石二鳥。問題害虫が出ない、長く効く、ラクになると、いいことづくめ。
きゅうりの品質と収量の安定には、
問題害虫の防除と、健やかな樹勢の維持が重要
野菜の栽培が盛んで、きゅうりの出荷量、生産量は国内トップクラスのJA邑楽館林管内。同管内の朝穫りきゅうり部会に所属する小田さんは、促成きゅうり、抑制きゅうりの両方を手がけていらっしゃいます。
「きゅうりの収量と品質を安定させるには、アブラムシ類をはじめとする問題害虫の防除がとても重要。それと、数ヶ月にわたって収穫を続けるきゅうりの樹自体を疲れさせないようにすること。人間と同じで、樹そのものが疲れてくると、病気になったり害虫にもやられやすくなっちゃう」と小田さん。健やかな樹勢を維持するために、腐植酸液肥も活用しているのだそうです。
必ず行う根回し水に、べリマーク®SCをまぜてまけるのは、
まさに一石二鳥
収量や品質の安定に欠かせないもう一つの柱の害虫防除には、べリマーク®SCを採用。「定植直後の根回し水処理(株元灌注処理)で、問題害虫をしっかり抑えられる」とおっしゃいます。
「定植当日の手灌水(根回し水)は、絶対やらなきゃいけない作業だから、そこにべリマーク®SCを混ぜてまけるのは、まさに一石二鳥で手間もかからない。効率がいい処理方法だよね」と小田さん。
問題害虫を3週間以上しっかり抑えられる。
害虫密度、防除回数、コストが減少。収量や品質はアップ。
また、「問題害虫を3週間以上はしっかり抑えられてるね。きゅうりの芯を止めるピンチ作業の時に、葉かきをするでしょ。その時に葉裏までしっかり見えるから、虫がいないのがよくわかる。生育期前半の害虫密度が減少すると、全体の防除回数が確実に減ってくる。その分がコストダウンになるうえ、収量も品質も上がるから、こんないい話はなかなかない(笑)」。
今までは「定植前に必ず粒剤の殺虫剤を植穴処理していた」とのこと。
「昔からの習慣でね。処理作業に3時間はかかるし、腰もかがめなきゃならないから大変なんだけど、やらないと落ち着かなかった(笑)」。
「それが、べリマーク®SCの根回し水処理を試してみたら、害虫は出ない、長く効く、ラクになるといいことづくめ。次作の抑制きゅうりの栽培からは、粒剤なしでもいいよね。空いた時間をきゅうりの棚線準備とか別の作業に回せて、作業効率も上がった」とおっしゃいます。
「いま収量は反当り28トンぐらい。35トンぐらいまでは上げていけると思う」と小田さん。
「A品率がアップすれば、多少コストが増えても最終的に収益が増加する。だから、いろんな新しい工夫を試すようにしています」。
これからも新規の取組みを積極的に取り入れて、日々勉強を重ねていきたい、と目を輝かせていらっしゃいました。
※コメントは取材当時の個人の感想です。
本内容は2024年6月取材時のものです。