ベリマーク®SC ユーザー証言ファイル
鳥取県米子市
勇 英雄さん
青果卸売市場勤務を経て3年前に新規就農。お父様、アルバイトとともに、ねぎ50a(夏扇パワー、大河の轟き、龍ひかり、初夏扇など)を作付。

定植前日にベリマーク®SCを灌注処理すれば、
定植後1ヵ月経っても、ねぎがきれい。
ネギアザミウマやネギハモグリバエ バイオタイプB(B系統)を長期間抑えてくれるから、ホント安心。
大事な初期生育では、ネギアザミウマやネギハモグリバエ、
シロイチモジヨトウの防除が重要

実家が非農家だった勇さんは、神戸の卸売市場に勤務されていたときに、青果の作り手として農業への従事に興味を抱き、3年前に故郷の米子市で就農。「農業はわりと楽に儲かりそう」と甘く見ていたが、「大きな間違いだった」と振り返ります。
「研修生時代に、暑い時期のねぎの土寄せは片側の畝だけやって、日にちを置いてもう片側をやるとねぎの根へのダメージが少ないと、師匠から教わりました。就農1年目はその教えを守ったら、ちゃんと収量が穫れたけど、2年目に手抜きして両側ともいっぺんに土寄せしたら、収量が半分になっちゃった(笑)。農業って手を抜いちゃダメなんだってそのとき実感しましたね」。
勇さんがねぎづくりのポイントとして挙げるのは、土づくり、苗づくり、初期生育。初期生育では、ネギアザミウマやネギハモグリバエ、シロイチモジヨトウの防除が重要とおっしゃいます。
「なかでもネギアザミウマの被害は深刻。吸汁された白いカスリ傷で青葉が真っ白になってしまう」。
そうおっしゃる勇さんが就農1年目から使っているのが、ベリマーク®SC。10月~2月収穫の秋冬ねぎに対し、定植前日に灌注処理していらっしゃいます。
「研修生時代の師匠が『これ使っとけば間違いない!』ってめっちゃすすめてくれたんです(笑)。実際に使ったらその通りでした」。
1ヵ月は防除で畑に入らなくていいから省力的。
ネキリムシ類にも効くから一層安心
「定植後1ヵ月経っても、ねぎがすごくきれいなんですよ。ネギアザミウマとか最近増えてるネギハモグリバエ バイオタイプB(B系統)、ネキリムシ類とか、とにかく害虫の被害が全然見当たらない。だから定植後は1ヵ月間、防除で畑に入らないんです。他の人もそうだと思うけど、ベリマーク®SCは一度使うと効果が良すぎて、やめるなんて怖くてとてもできない(笑)。それぐらい頼ってますよ」。

「あと、ベリマーク®SCは灌注処理だから、天候を選ばず自分の好きなタイミングで処理できるでしょ? 粒剤みたいに『水分が要るから雨が降りそうなときにしよう』とか考えなくて済むから、それも便利」とおっしゃいます。
勇さんは、本圃でのローテーション防除の中では、ベネビア®ODも使用されています。「他の殺虫剤だと被害が止まらないような多発のときでも、ネギアザミウマの被害がちゃんと止まる。このあたりの仲間はみんな定植前にベリマーク®SC、本圃ではベネビア®ODを使ってると思いますよ」。
「勉強を重ねて、もっとねぎづくりを極めたい。現在の2倍以上の面積に増やすのが目標です」と話す勇さん。若き担い手の情熱的な瞳が印象的でした。
※コメントは取材当時の個人の感想です。
本内容は2023年4月取材時のものです。