品質と収量の安定は、健全な苗から。
確かな効き目で、灌注、散布の両面から大切な作物を守ります。
野菜・畑作用殺虫剤の定番、プレバソン®フロアブル5は、50を超える作物でお使い頂けます。
また、だいずやかんしょ、野菜(キャベツ、はくさいなど)の無人航空機による散布にも対応しております。
【基本特性】
ハスモンヨトウなどのチョウ目害虫、ハモグリバエ類などに高い防除効果を示します。また葉菜類、果菜類など50を超える作物に対して、食害を速やかに止めることにより作物の品質を保ち、しっかりと収穫できるよう防除面でのサポートをします。
●有効成分リナキシピル®(一般名:クロラントラニリプロール)のジアミド系殺虫剤です(IRAC作用機構グループ28)。
●50以上の適用作物
キャベツ、はくさい、かぶ、非結球あぶらな科葉菜類(タアサイ、ひろしまな、なばな類を除く)、タアサイ、ひろしまな、アマランサス(茎葉)、なばな類、だいこん、はつかだいこん、カリフラワー、ブロッコリー、茎ブロッコリー、レタス、非結球レタス、トマト、ミニトマト、なす、とうがらし類、ピーマン、きゅうり、ズッキーニ、メロン、すいか、とうがん、にがうり、いちご、せり科葉菜類(パセリを除く)、パセリ、らっきょう、ねぎ、えだまめ、だいず、未成熟そらまめ、さやいんげん、実えんどう、さやえんどう、未成熟ささげ、豆類(種実、ただし、だいず、あずき、らっかせいを除く)、あずき、やまのいも、かんしょ、さといも、アスパラガス、ほうれんそう、モロヘイヤ、エンサイ、つるむらさき、しそ科葉菜類(えごま(葉)を除く)、えごま(葉)、ふき、クレソン(土耕栽培)、ごま、とうもろこし、オクラ、しょうが、たばこ、とうき、飼料用とうもろこし(子実)
●幅広い適用害虫
チョウ目:ハスモンヨトウ、ヨトウムシ、シロイチモジヨトウ、アオムシ、オオタバコガ、ハイマダラノメイガ(ダイコンシンクイ)、アワノメイガ、マメシンクイガ、ナガイモコガ、ネギコガ、ナカジロシタバ、ネキリムシ類、ウワバ類など ハエ目:ナモグリバエ、マメハモグリバエ、トマトハモグリバエなどのハモグリバエ類、カブラハバチなど
●速やかな摂食阻害効果
有効成分リナキシピル®の作用により害虫は筋収縮を起こし、摂食行動が速やかに止まるため作物への被害を最小限にとどめることができます。大きくなった老齢幼虫に対しても効果が期待できます。(主に食毒で効果を発揮します)
●高い耐雨性
散布した薬液が乾いた後であれば、その後の降雨により防除効果が落ちることはほとんどありません。
【省力性】
灌注と散布のいずれでも使用可能です。残効性も長いことから作業の余裕を生み出し、省力化にもつながります。
●残効性の長さ
育苗期の苗灌注処理で約4週間、生育期の散布では約2週間、効果が持続します。
●根からしっかり吸収移行(灌注処理)
セルトレイ苗へ定植3~5日前に灌注処理をすることで、葉の隅々まで薬剤が行き届きます。定植時の株元や植穴への薬剤処理を省略でき、省力化につながります。
【安全性】
適用作物、有用生物に高い安全性を示します。これにより、苗のロス率を減らし、天敵や訪花昆虫の導入も可能となるため、作物栽培の効率改善に役立ちます。
■適用害虫と使用方法(2024年11月13日現在)
作物名 | 適用病害虫名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の 使用回数 | 使用方法 | クロラントラニリプロールを含む 農薬の総使用回数 |
---|
キャベツ | コナガ アオムシ ヨトウムシ ハスモンヨトウ ハイマダラノメイガ ネキリムシ類 カブラハバチ類 | 100倍 | セル成型育苗トレイ 1箱または ペーパーポット1冊 (約30×60cm、 使用土壌約 1.5~4ℓ)当り0.5ℓ | 育苗期後半 ~定植当日 | 1回 | 灌注 | 4回以内 (定植時までの 処理は1回以内、 定植後の処理は 3回以内) |
---|
コナガ アオムシ ハスモンヨトウ ハイマダラノメイガ ウワバ類 | 500倍 | 苗地床1㎡当り2ℓ |
コナガ アオムシ ヨトウムシ ハスモンヨトウ ハイマダラノメイガ ウワバ類 オオタバコガ | 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 収穫前日 まで | 3回以内 | 散布 |
20倍 | 1~2ℓ/10a | 無人 航空機 による 散布 |
はくさい | コナガ アオムシ ヨトウムシ ハイマダラノメイガ カブラハバチ類 | 100倍 | セル成型育苗トレイ 1箱または ペーパーポット1冊 (約30×60cm、 使用土壌約 1.5~4ℓ)当り0.5ℓ | 育苗期後半 ~定植当日 | 1回 | 灌注 |
---|
コナガ アオムシ ヨトウムシ ハスモンヨトウ ハイマダラノメイガ カブラハバチ類 オオタバコガ | 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 収穫前日 まで | 3回以内 | 散布 |
20倍 | 1~2ℓ/10a | 無人 航空機 による 散布 |
かぶ | コナガ | 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 散布 | 3回以内 |
---|
非結球あぶらな 科葉菜類 (タアサイ、 非結球はくさい、 なばな類を除く) | コナガ ハモグリバエ類 | 2回以内 | 2回以内 |
---|
タアサイ | | 3回以内 (灌注は1回以内、 散布は2回以内) |
---|
オオタバコガ | 100倍 | セル成型育苗トレイ 1箱または ペーパーポット1冊 (約30×60cm、 使用土壌約 1.5~4ℓ)当り0.5ℓ | 育苗期後半 ~定植当日 | 1回 | 灌注 |
非結球はくさい | ハスモンヨトウ |
---|
コナガ ハモグリバエ類 | 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 収穫前日 まで | 2回以内 | 散布 |
なばな類 | アオムシ ハスモンヨトウ コナガ ハモグリバエ類 | 3回以内 | 4回以内 (灌注は1回以内、 散布は3回以内) |
---|
アオムシ | 100倍 | セル成型育苗トレイ 1箱または ペーパーポット1冊 (約30×60cm、 使用土壌約 1.5~4ℓ)当り0.5ℓ | 育苗期後半 ~定植当日 | 1回 | 灌注 |
アマランサス (茎葉) | シロオビノメイガ | 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 収穫前日 まで | 3回以内 | 散布 | 3回以内 |
---|
だいこん | コナガ アオムシ ヨトウムシ ハイマダラノメイガ カブラハバチ類 ハモグリバエ類 | |
---|
20倍 | 1~2ℓ/10a | 無人 航空機 による 散布 |
はつかだいこん | コナガ アオムシ ヨトウムシ ハイマダラノメイガ カブラハバチ類 ハモグリバエ類 | 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 1回 | 散布 | 1回 |
---|
てんさい | ヨトウムシ | 4000〜 5000倍 | 2回以内 | 2回以内 |
---|
カリフラワー | コナガ アオムシ ハスモンヨトウ | 2000倍 | 3回以内 | 4回以内 (灌注は1回以内、 散布は3回以内) |
---|
100倍 | セル成型育苗トレイ 1箱または ペーパーポット1冊 (約30×60cm、 使用土壌約 1.5~4ℓ)当り0.5ℓ | 育苗期後半 ~定植当日 | 1回 | 灌注 |
ブロッコリー | 4回以内 (定植時までの 処理は1回以内、 定植後の処理は 3回以内) |
---|
コナガ アオムシ ハスモンヨトウ ハイマダラノメイガ オオタバコガ | 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 収穫前日 まで | 3回以内 | 散布 |
20倍 | 1~2ℓ/10a | 無人航 空機に よる 散布 |
茎ブロッコリー | ハスモンヨトウ | 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 散布 | 4回以内 (灌注は1回以内、 散布は3回以内) |
---|
100倍 | セル成型育苗トレイ 1箱または ペーパーポット1冊 (約30×60cm、 使用土壌約 1.5~4ℓ)当り0.5ℓ | 育苗期後半 ~定植当日 | 1回 | 灌注 |
レタス | ヨトウムシ ハスモンヨトウ オオタバコガ | 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 収穫前日 まで | 3回以内 | 散布 | 4回以内 (定植時までの 処理は1回以内、 定植後の処理は 3回以内) |
---|
ヨトウムシ ハスモンヨトウ オオタバコガ ハモグリバエ類 | 20倍 | 1~2ℓ/10a | 無人航 空機に よる 散布 |
ハモグリバエ類 | 1000〜 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 散布 |
ヨトウムシ ハスモンヨトウ オオタバコガ ハモグリバエ類 ネキリムシ類 ヒメフタテンヨコバイ | 100倍 | セル成型育苗トレイ 1箱または ペーパーポット1冊 (約30×60cm、 使用土壌約 1.5~4ℓ)当り0.5ℓ | 育苗期後半 ~定植当日 | 1回 | 灌注 |
非結球レタス | | | | | | |
---|
ヨトウムシ ハスモンヨトウ オオタバコガ ハモグリバエ類 | 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 収穫前日 まで | 3回以内 | 散布 |
20倍 | 1~2ℓ/10a | 無人 航空機 による 散布 |
トマト | ハモグリバエ類 | 1000〜 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 散布 | 4回以内 (定植時までの 処理は1回以内、 散布は3回以内) |
---|
オオタバコガ トマトキバガ | 2000倍 |
トマトキバガ | 100倍 | 1株当り25㎖ | 育苗期後半 ~定植当日 | 1回 | 灌注 |
ハモグリバエ類 コナジラミ類 | | |
200倍 | 1株当り50㎖ |
ミニトマト | トマトキバガ | 100倍 | 1株当り25㎖ | 4回以内 (灌注は1回以内、 散布は3回以内) |
---|
ハモグリバエ類 コナジラミ類 | | |
200倍 | 1株当り50㎖ |
ハモグリバエ類 オオタバコガ トマトキバガ | 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 収穫前日 まで | 3回以内 | 散布 |
なす | ハスモンヨトウ ハモグリバエ類 ネキリムシ類 | 100倍 | 1株当り25㎖ | 育苗期後半 ~定植当日 | 1回 | 灌注 | 3回以内 (定植時までの 処理は1回以内、 散布は2回以内) |
---|
ハモグリバエ類 | 200倍 | 1株当り50㎖ |
1000〜 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 収穫前日 まで | 2回以内 | 散布 |
ハスモンヨトウ オオタバコガ | 2000倍 |
とうがらし類 | 1000〜 2000倍 | 3回以内 | 4回以内 (灌注は1回以内、 散布は3回以内) |
---|
ハスモンヨトウ コナジラミ類 | 100倍 | 1株当り25㎖ | 育苗期後半 ~定植当日 | 1回 | 灌注 |
ピーマン | ハスモンヨトウ オオタバコガ | 1000〜 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 収穫前日 まで | 2回以内 | 散布 | 3回以内 (灌注は1回以内、 散布は2回以内) |
---|
ハスモンヨトウ コナジラミ類 | 100倍 | 1株当り25㎖ | 育苗期後半 ~定植当日 | 1回 | 灌注 |
きゅうり | ハモグリバエ類 | 100〜 200倍 | 4回以内 (定植時までの 処理は1回以内、 散布は3回以内) |
---|
200倍 | 1株当り50㎖ |
1000〜 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 収穫前日 まで | 3回以内 | 散布 |
ウリノメイガ | 2000倍 |
ズッキーニ | ハモグリバエ類 | 1000倍 | 3回以内 |
---|
メロン すいか | オオタバコガ ハモグリバエ類 | 2000倍 |
---|
とうがん にがうり 未成熟ささげ アスパラガス つるむらさき しそ科葉菜類 (えごま(葉)を 除く) | ハスモンヨトウ |
---|
いちご モロヘイヤ エンサイ | 2回以内 | 2回以内 |
---|
せり科葉菜類 (パセリを 除く) | ヨトウムシ | 収穫7日前 まで 但し、みつばの伏せ込み栽培は伏せ込み前まで | 1回 | 1回 |
---|
パセリ | ヨトウムシ ハスモンヨトウ | 収穫7日前 まで | 2回以内 (灌注は1回以内、 散布は1回以内) |
---|
らっきょう | ハモグリバエ類 | 収穫3日前 まで | 3回以内 | 3回以内 |
---|
ねぎ | シロイチモジヨトウ ネギコガ ハモグリバエ類 | | | | 4回以内 (灌注は1回以内、 定植後の処理は 3回以内) |
---|
20倍 | 1~2ℓ/10a | 無人航 空機に よる 散布 |
ハモグリバエ類 | 100倍 | セル成型育苗トレイ 1箱または ペーパーポット1冊 (約30×60cm、 使用土壌約 1.5~4ℓ)当り0.5ℓ | 育苗期後半 ~定植当日 | 1回 | 灌注 |
豆類 (種実、ただし、 だいず、あずき、 らっかせいを 除く) | ハスモンヨトウ | 4000倍 | 100~300ℓ/10a | 収穫7日前 まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 |
---|
だいず | ハスモンヨトウ マメシンクイガ ウコンノメイガ オオタバコガ | | |
---|
16〜 32倍 | 0.8ℓ/10a | 無人 航空機 による 散布 |
あずき | ハスモンヨトウ アズキノメイガ | 4000倍 | 100~300ℓ/10a | 散布 |
---|
えだまめ | ハスモンヨトウ マメシンクイガ ウコンノメイガ オオタバコガ | | | 収穫3日前 まで | 3回以内 | | 3回以内 |
---|
16〜 32倍 | 0.8ℓ/10a | 無人 航空機 による 散布 |
未成熟そらまめ | ハモグリバエ類 | 1000〜 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 収穫前日 まで | 散布 |
---|
さやいんげん 実えんどう さやえんどう | ハスモンヨトウ ハモグリバエ類 | 2000倍 |
---|
やまのいも | ハスモンヨトウ ナガイモコガ | | | |
---|
20倍 | 1~2ℓ/10a | 無人 航空機 による 散布 |
かんしょ | ハスモンヨトウ ナカジロシタバ アリモドキゾウムシ ヒルガオハモグリガ | 2000〜 4000倍 | 100~300ℓ/10a | 散布 |
---|
16倍 | 0.8~1.6ℓ/10a | 無人 航空機 による 散布 |
さといも しょうが | ハスモンヨトウ | 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 散布 |
---|
20倍 | 1~2ℓ/10a | 無人 航空機 による 散布 |
ほうれんそう | ハスモンヨトウ シロオビノメイガ | 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 散布 |
---|
えごま(葉) ふき | ハスモンヨトウ | 収穫3日前 まで |
---|
ふき (ふきのとう) | 収穫120日前 まで | 2回以内 | 2回以内 |
---|
クレソン (土耕栽培) | コナガ | 収穫3日前 まで | 3回以内 | 3回以内 |
---|
ごま | オオタバコガ | 収穫14日前 まで | 2回以内 | 2回以内 |
---|
飼料用 とうもろこし (子実) | アワノメイガ ツマジロクサヨトウ | 2000~ 4000倍 | 収穫前日 まで | 3回以内 | 4回以内 (は種前の塗沫 処理は1回以内、 は種後は 3回以内) |
---|
20~ 40倍 | 1~2ℓ/10a | 無人 航空機 による 散布 |
アワノメイガ ツマジロクサヨトウ オオタバコガ | 16倍 | 1.6ℓ/10a |
オオタバコガ | 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 散布 |
20倍 | 1~2ℓ/10a | 無人 航空機 による 散布 |
とうもろこし | アワノメイガ オオタバコガ ツマジロクサヨトウ | 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 散布 |
---|
20倍 | 1~2ℓ/10a | 無人 航空機 による 散布 |
16倍 | 1.6ℓ/10a |
オクラ | オオタバコガ ハスモンヨトウ | 2000倍 | 100~300ℓ/10a | 散布 | 3回以内 |
---|
20倍 | 1~2ℓ/10a | 無人 航空機 による 散布 |
たばこ | ヨトウムシ | 2000倍 | 100~180ℓ/10a | 収穫10日前 まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 |
---|
とうき | キアゲハ | 100~300ℓ/10a | 発生初期 | 4回以内 | 4回以内 |
---|
にんじん | | 収穫前日 まで | 2回以内 | 2回以内 |
---|
20倍 | 1~2ℓ/10a | 無人 航空機 による 散布 |
プレバソン®フロアブル5 適用内容(印刷用PDF)
プレバソン®フロアブル5 混用事例(印刷用PDF)
効果・薬害等の注意●使用前によく振ってから使用してください。
●使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
●散布液調製後はできるだけ速やかに散布してください。
●使用液量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び使用方法に合わせて調節してください。
●本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意事項を守ってください。
①散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
②散布に当っては散布機種に適合した散布装置を使用してください。
③散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。
●過度の連用を避け、可能な限り作用性の異なる薬剤やその他の防除手段を組み合わせて使用してください。
●つまみ菜、間引き菜には使用しないでください。
●空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、環境に影響のないよう適切に処理してください。洗浄水はタンクに入れてください。
●適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
●本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用上の注意
●誤飲などのないように注意してください。
●本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないように注意してください。眼に入った場合は直ちに水洗してください。
●本剤は皮ふに対して弱い刺激性があるので皮ふに付着しないよう注意してください。付着した場合は直ちに石けんでよく洗い落としてください。
●使用の際は手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して薬剤が皮ふに付着しないよう注意してください。
●水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
●蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
●無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。
●使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。