プレバソン®フロアブル5 ユーザー証言ファイル
長野県南佐久郡川上村
JA川上そ菜販売 指導係
中嶋 定利さん
野菜販売専門のJAであるJA川上そ菜販売管内では、レタス(ファンファーレ、ルシナ66など)をはじめ、非結球レタス、はくさい、グリーンボール、キャベツなどを作付。鮮度にこだわる高品質な野菜出荷に取り組んでいる。
大型チョウ目害虫とナモグリバエを同時防除。
管内で長年にわたり、愛用されています。
レタスの鮮度と高品質にこだわる
国内最大の高原レタス産地として名高い、長野県南佐久郡川上村。産地の代表的なJAの一つであるJA川上そ菜販売では、6~9月の夏どりレタス170haを手がけていらっしゃいます。管内産高原レタスの最大の特徴は、鮮度重視のスピード出荷と、高品質レタスへのこだわり。同JAで営農指導にあたる中嶋定利さんが、そのポイントを語ってくださいました。
「夜中の12時に収穫解禁になるので、早い生産者の方は深夜2時ごろから収穫を始めます。収穫されたレタスは当JAの予冷庫で5℃前後になるまで冷却し、そのほとんどをその日のうちにトラックで全国に出荷。鮮度の高いレタスを消費者にお届けしています」。
高品質なレタス栽培のポイントについては、「まず、しっかりとした施肥設計による土づくりが基本ですね。近年は温暖化やゲリラ豪雨など、異常気象も頻発するので、これらへの対策も重要です。高温が続きそうな場合は、早期に灌水を行うなど、臨機応変な管理対応を呼びかけるようにしています。予防を基本とした病害虫防除の徹底が大事なのは、言うまでもありません」。
オオタバコガなどの結球前防除に、プレバソン®フロアブル5は最適
同JA管内産レタスの問題害虫は、大型のチョウ目害虫。とりわけ発生すると問題になるのは、食害による被害が大きくなりがちなオオタバコガとヨトウムシなのだとか。これらの害虫防除を徹底するため、同JAでは10年以上前からプレバソン®フロアブル5をレタスの防除暦に採用。長年にわたり、主に生育期での散布を管内生産者に指導されています。
「大型チョウ目害虫の中でも特にオオタバコガは、レタスを食害しながら中に潜り込んでしまいます。結球すると薬剤が害虫にかかりにくくなるので、結球前に防除しておくことが最も重要。プレバソン®フロアブル5は、浸透移行性に優れているので、薬液のかかりにくい葉裏や葉の間に潜む害虫の食害も防ぐことができて、結球前の予防防除に最適です」。
また、「ナモグリバエへの効果がすごくシャープなのもいいですね。大型チョウ目害虫とナモグリバエを同時防除できるし、残効もかなり長い。栽培管理に高い効率を求めていますので、大変助かります。ほとんどの生産者が1作につき1回は使用していると思いますよ」と評価してくださいました。
適用作物が幅広く、優れたコストパフォーマンス
こうした問題害虫への高い防除効果に加え、生産者にプレバソン®フロアブル5をすすめやすいポイントとして中嶋さんがあげるのが、適用作物の幅広さと経済性です。
「プレバソン®フロアブル5は、管内で作付されている非結球レタス、はくさい、キャベツなど幅広い作物に適用があって使い勝手がいい。これらの作物に対して収穫前日まで使えるので使いやすい。そして、コストパフォーマンスに優れている点も、生産者の方々に長年支持されている大きな理由でしょうね」。
“鮮度と品質には自信があるので、川上村産レタスを店頭で見かけたら、ぜひ手に取ってほしい”とおっしゃる中嶋さん。川上村のブランド価値を高める手腕に、ますます磨きがかかりそうです。
※コメントは取材当時の個人の感想です。
本内容は2022年5月取材時のものです。