プレバソン®フロアブル5 ユーザー証言ファイル
鹿児島県指宿市
山内規雄さん
JAいぶすき管内で キャベツ1ha(おきな、夢舞妓、ネオルビーなど)、オクラ50a、そらまめ、スナップエンドウを作付。

ハイマダラノメイガ、葉の中に侵入するオオタバコガなど、
チョウ目害虫全般への効果がシャープで、残効が長い。
灌注でも散布でも愛用してます。
ハイマダラノメイガの被害に困って導入。キャベツの葉の中に入り込むオオタバコガにも重宝
11月収穫の秋どり、2~3月収穫の冬どり、5~6月収穫の春どりと秋~翌春までの作型でキャベツを手がける指宿市の山内さん。近年はコロナ禍の影響で外食産業からの需要が減り、反対に加工用キャベツの出荷が増えているのだそうです。そうした変化はあるものの、病害虫防除の重要性はまったく変わらない、と山内さんはおっしゃいます。
「以前、防除適期を逃してハイマダラノメイガに食害され、圃場の半分が被害に遭ったということもありました。また、オオタバコガは葉を3~4枚貫通して中に入り込み、被害が大きくなるのでやっかいです」。

山内さんは10年前からプレバソン®フロアブル5を導入。ハイマダラノメイガの被害に悩んでいた頃、知人の生産者の方から「ハイマダラノメイガによく効いて、残効も長い」とすすめられたのがきっかけでした。
山内さんは秋どりと冬どりのキャベツの防除で、プレバソン®フロアブル5を灌注処理と散布処理の両方で使用。灌注処理は定植前日もしくは当日に、散布処理は生育期のローテーションの中で2回程度散布していらっしゃるのだそうです。
ハイマダラノメイガ、コナガ、アオムシなどに、しっかり3週間の残効を発揮
「プレバソン®フロアブル5は、灌注処理でも散布でも使えて使い勝手がいいんです。育苗トレイへの灌注処理の場合は、以前困っていたハイマダラノメイガとか、コナガ、アオムシなどのチョウ目害虫に3週間ぐらい残効があるので、定植後3週間は殺虫剤を何もまかずに済む。僕はホントにプレバソン®フロアブル5の効果に頼ってるなって感じてます。本圃でのローテーションでは、オオタバコガとかチョウ目害虫の密度が増えそうだなという、ここぞというタイミングでプレバソン®フロアブル5を使います」と山内さん。

山内さんは、キャベツのほか、オクラやそらまめ、スナップエンドウにもプレバソン®フロアブル5を使用。「キャベツ以外でも使えるから、毎年使い切ることができて重宝します。適用作物の幅広さも魅力のひとつですね」。
また、プレバソン®フロアブル5を使い続ける理由をあらためて伺うと「コナガに関する効き目も変わらないし、チョウ目全般での効果がシャープなのがいい。それと、灌注処理は粒剤と比べてかけムラもないし、処理作業がラクなんです。キャベツの根っこから成分を吸ってくれて苗の全体にいきわたるっていう感触ですね。残効が長いのも、そのせいなんだろうなって思ってます」。
今後はオクラの作付け強化にハウスの増設や、本格的なレタスの作付も計画している、と山内さん。プレバソン®フロアブル5が貢献できる場面もますます増えていきそうです。
※コメントは取材当時の個人の感想です。
本内容は2022年7月取材時のものです。