プレバソン®フロアブル5 ユーザー証言ファイル
佐賀県杵島郡白石町
原巻 守さん
地域の生産者9戸で構成する農事組合法人「2Bファーム」の代表。同法人では水稲、だいず、小麦など50haの圃場を経営。原巻さんはだいず(フクユタカ)4.5haのほか、水稲、キャベツなどを作付。
まんべんなくかからなくても、
葉裏までしっかり浸透移行※。
4000倍希釈で、ハスモンヨトウも
オオタバコガも、確実に防除。
4000倍希釈でシャープな効果を発揮。
ハスモンヨトウやオオタバコガへの不安が解消
稲作をはじめ、麦、⼤⾖、たまねぎ、いちご、アスパラガス、れんこんなど農業が盛んな佐賀県。
県内でも白石エリアは重粘土質の恵まれた条件を活かし、米・麦・大豆を柱として裏作のたまねぎを組み合わせた複合経営で、農地利用率は非常に高いエリアです。
今回取材地の白石町は有明海に近いこともあり、幾度となく塩害や台風などの自然災害にさらされてきました。とりわけ近年は異常気象による豪雨の影響で、だいずの収量が下降気味。以前の平均反収は200~250kgでしたが、ここ数年は200kgを切るような状況が続いているのだそうです。
そんな中でも、2022年9月末の現在は、逆境をはねのけて、だいずの生育が大変良好であるとのこと。「平均反収が200kgを超える豊作になりそう」と白石町の原巻さんは、期待をふくらませていらっしゃいます。
「以前と比べて夏の気温も高くなったし、1日の降雨量も多い。そんな状況でも、負けてはいられないと色々な試行錯誤を繰り返した結果、だいずの害虫の発生は、ずいぶん抑えられるようになってきた」と胸を張られます。
プレバソン®フロアブル5を使い始めたのは、ちょうど10年前。チョウ目害虫が道路を集団で這いまわるような大発生で、だいずの減収を余儀なくされていた時期でした。
「当時は1000倍に希釈する薬剤が主流。プレバソン®フロアブル5は4000倍希釈で、本当に効くのかな?って正直最初は不安だった。ところが、試しに使ったら効果がシャープで、ハスモンヨトウやオオタバコガにものすごく効いてびっくり。全くの杞憂だったね」と原巻さん。
葉全体にまんべんなくかからなくても、葉裏までしっかり浸透。
だから、チョウ目害虫を確実に防除できる
原巻さんは、だいずの中耕培土後、8月と9月に1回ずつ乗用管理機で病害虫防除を実施。9月の防除の際に他殺虫剤・殺菌剤との混用でプレバソン®フロアブル5を使用していらっしゃいます。「葉や新しい莢を食害するハスモンヨトウやオオタバコガへの防除効果が目に見えるので、安心できる」とおっしゃいます。
「散布した後、速効で効果が出るね。害虫が葉の上でやられていくのがすぐ見える。残効も20日以上はあるんじゃないかな。プレバソン®フロアブル5を散布した後は、よっぽどのことがない限り、収穫まで殺虫剤の追加防除をせずにいけるからね」。
また、「生産者のうち大体の人は、“害虫に直接かからないと防除できない”というイメージを持ってるんじゃないかな。ところがプレバソン®フロアブル5は、葉全体にまんべんなくかからなくても十分効果がある。葉裏までしっかり薬剤が浸透して、チョウ目害虫を確実に防除できる。葉の食害が全くなくなるからよくわかるよ」。
「プレバソン®フロアブル5は、適用作物が幅広くて、うちではキャベツにも使えるから、使い切りができるのもメリット。中途半端な在庫がまず残らない。それと、他剤との混用がしやすく使いやすいのもいい」と原巻さん。
「キャベツ定植前日か当日に灌注処理で1回、本圃でもローテーションの中で2回は使ってる。チョウ目害虫に20日以上しっかり残効がある」とおっしゃいます。
来年は、新規に購入したドローンを使って、だいずにプレバソン®フロアブル5を散布する予定、と原巻さん。「消費者の人にもっと喜んでもらうために、より品質のいいものを、たくさんつくっていきたいね」と、農業への熱い想いを語ってくださいました。
(※浸達性も浸透性の一部と判断しています)
※コメントは取材当時の個人の感想です。
本内容は2022年7月取材時のものです。