プレバソン®フロアブル5 ユーザー証言ファイル
静岡県浜松市
松井 鯉太郎さん
農学部の大学院を卒業後、新規就農して10年目。キャベツ10a、プチヴェール40aのほか花き(小菊)などを作付。2023年よりフィンガーライムを作付予定

キャベツの幅広いチョウ目害虫を
長期間抑えてくれるので、経済的。
プチヴェールのコナガ防除に、
浸透移行性の高さがありがたい。
薬剤がかかりにくいオオタバコガや、重要害虫コナガなどを2週間以上抑えてくれるから、
防除の回数が減って、コストパフォーマンスがいい
温暖な気候と全国トップクラスの日照時間など、豊かな環境に恵まれた静岡県浜松市では、ブランドばれいしょや高糖度のキャベツなどが生産されており、総農家数では全国1位を誇ります。
その浜松市でキャベツやプチヴェールを手がける、就農10年目の松井さんの圃場におじゃましました。
「キャベツ栽培での最大の課題は、チョウ目害虫の防除」とおっしゃる松井さん。4年前からプレバソン®フロアブル5を定植前に灌注処理で1回、また生育期にローテーション散布の中で3回程度、使用されているのだそうです。

「灌注処理で使い始めた時に、まず驚いたのが効果の長さ。どこまで効果が続くの?という感じでした。いつも3週間以上は確実に効いていますね」。
また、「オオタバコガやコナガ、ハイマダラノメイガなど、幅広いチョウ目害虫をばっちり抑えてくれますよね。オオタバコガは葉の中に潜り込んでしまいますが、プレバソン®フロアブル5はオオタバコガに直接かからなくてもしっかり効果がある。浸透移行性があると聞いたけど、まさにそれです」と松井さん。散布処理では9~10月に1回、11~12月に2回使用されるとのこと。
「11~12月は、プチヴェールの収穫と重なるので、とにかく忙しい。この時期にプレバソン®フロアブル5を散布処理しておけば、2週間以上はしっかりキャベツを害虫から守ってくれるので、大助かりです」。
「長く効くから、全体の防除回数が減らせて、コストパフォーマンスがいい」とその経済性についても高く評価されていらっしゃいました。
複雑な形のプチヴェール※に、プレバソン®フロアブル5の浸透移行性が大助かり


松井さんが40a作付する、静岡県生まれの野菜“プチヴェール”は、糖度や栄養価が高く、その生産量においても同県が全国の9割以上を占めています。限られた面積でも、高い収益が得られる作物を就農当初から模索していた松井さんは、7年前にプチヴェールの作付を開始。「高品質なプチヴェール栽培の秘訣は、やはり害虫防除」とおっしゃいます。
「初期生育時にローテーションの中で、プレバソン®フロアブル5を2回散布してます。プチヴェールはすごく複雑な形をしているから、害虫に薬剤がかかりにくいけど、プレバソン®フロアブル5は、浸透移行性が高くて残効も長いから、抜群の安定感がある。プチヴェールの樹勢を落とすコナガの防除に、ほんと助かります」。
浜松市が推進する「もうかる農業」というビジョンをベースに、収益性を重視する松井さん。「2023年からはフィンガーライムの作付も始めるつもり。圃場全体でしっかりと収益を出していきたいですね」と未来を見据える経営者のまなざしが印象的でした。
※プチヴェール®:(株)増田採種場の登録商標です。プレバソン®フロアブル5では「非結球あぶらな科葉菜類」の登録内容で使用できます。
※コメントは取材当時の個人の感想です。
本内容は2022年12月取材時のものです。