ケムシ類
マイマイガ:チョウ目ドクガ科
Lymantria dispar
ヒメシロモンドクガ:チョウ目ドクガ科
Orgyia thyellina
アメリカシロヒトリ:チョウ目ヒトリガ科
Hyphantria cunea
リンゴケンモン:チョウ目ヤガ科
Triaena intermedia
【加害作物】りんご、さくら、なし、かき、やなぎなどの広葉樹
体毛の長いガの幼虫をケムシ類と称し、りんごでは、マイマイガ(年1回発生)、アメリカシロヒトリ(年2回)、ナシケンモン(年2~3回)、リンゴケンモン(年2回)、モンシロドクガ(年2~4回)、ヒメシロモンドクガ(年2回)、モンクロシャチホコ(年1回)などがある。いずれも葉や花を食害するが、りんごで多発生することはあまりない。
モンクロシャチホコはバラ科植物の葉のみを食害するが、その他の種はいずれも広食性。アメリカシロヒトリとモンクロシャチホコの幼虫は集合性が強いので、りんごで発生したときは、1枝の葉が全部暴食され大きな被害になる。
ナシケンモン、ヒメシロモンドクガ、モンシロドクガは刺毛によりかぶれる。
*本説明内容は2018年9月時のものです
防除に効果的な農薬
●エクシレル®SE
幅広い害虫の食害を速やかに停止。
長期間の害虫密度抑制で、
作物をしっかり守ります。
あんずアメリカシロヒトリに対する防除効果
2014年(一社)日本植物防疫協会 山梨試験場
【試験概要】◎品種:信州大実(38年生)◎区制:1区1側枝 3連制 ◎発生程度:多発生(放虫)◎処理日:7月29日 ◎処理方法:エクシレル®SE 5000倍、対照J剤 1000倍 ◎調査日:7月31日 ◎調査方法:各区の寄生虫数を発育ステージ別に調査。◎考察:本剤は対照薬剤とほぼ同等の効果を示し、無処理に対しても高い効果が認められ、実用性が高いと考えられる。薬害は認められなかった。
詳しくはエクシレル®SE 製品ページへ
防除におすすめの製品
*各製品のリンク先で登録内容を確認してご使用ください