キンモンホソガ
チョウ目 ホソガ科
Phyllonorycter ringoniella
【加害作物】りんご、ズミ、カイドウ、マルメロなど
年4~5回の発生。4月から9月まで新芽が伸張している期間は継続して発生するが、夏から秋にかけての発生が多い。越冬態は蛹。秋に発生した幼虫が葉の中で蛹化するが、落葉後もその葉の中で越冬する。
若齢幼虫は無脚で、葉裏から表皮を残して薄く広く潜行しながら汁液を吸ったり、海綿状組織をわずかに舐めながら食害する。この時期の食害痕(被害)は葉表からはわからない。
成長して有脚幼虫になると海綿状組織を食害し、その付近で蛹化する。この時期の食害痕(被害)は葉表にも現われ、やがて食害痕部分は褐色に枯れる。
多発生すると早期落葉や樹勢が低下し、果実肥大に影響を与える。
*本説明内容は2018年9月時のものです
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