モンクロシャチホコ
チョウ目 シャチホコガ科
Phalera flavescens
【加害作物】なし、おうとう、もも、りんごなどバラ科の樹木
年1回8~9月に発生する。越冬態は蛹。成熟幼虫は土中に潜り蛹化する。
卵塊で産卵されるので、若齢幼虫は集合して食害する。3齢幼虫以降は徐々に分散を始めるが、成熟幼虫も1枝にまとまって寄生することが多い。若齢幼虫は赤色を帯び、成熟幼虫は黒色を帯びる。幼虫の体毛は淡黄色で長い。静止の時は頭部と尾端を上げる。
幼虫を横から見ると船の形にみえるので、フナガタケムシと呼ばれている。成熟幼虫は体長が5cmほどになり食害量も多く、葉の中肋のみを残して暴食するので、多発生時には1枝丸坊主になることがある。
*本説明内容は2018年9月時のものです
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