ギンモンハモグリガ
チョウ目 ハモグリ科
Lyonetia prunifoliella malinella
【加害作物】りんご、マルメロ、さくらなど
主に寒冷地のりんごに年5~7回発生する。越冬態は成虫。秋に発生した成虫が、幹や枝の間隙やりんご園周辺の樹木や建造物内で越冬する。
成虫は夏型は銀白色で、翅端に斑紋があるが、越冬成虫はその斑紋が多くなる。越冬成虫は、発芽の新葉に産卵し1齢幼虫は葉肉を潜行食害するので、食害 痕はハモグリバエのような絵描き状になる。2齢幼虫は葉肉の一部にとどまり、袋状あるいは斑状に葉肉を食害する。
食害痕はやがて褐色になり枯れるので、多発生時は葉全体が枯れる。主に春から初夏に発生が多いが、新芽が継続して伸びる徒長枝や幼木では長期間発生する。
*本説明内容は2018年9月時のものです
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