ミカンクロアブラムシ
カメムシ目 アブラムシ科
Toxoptera citricidus
ミカンクロアブラムシ
ワタアブラムシ
【加害作物】かんきつ
かんきつに寄生する主要なアブラムシ。新芽や新梢に寄生する。春の発生は5月の開花終了後から多くなり、秋芽の生長が停止する10月以降は減少する。越冬態は雌成虫。秋に発生した雌成虫が葉で越冬する。
成虫は光沢のある黒色で、幼虫は淡茶色で体色は一定。ワタアブラムシは体色が黒色であるが、コロニーの中に濃緑色や黄緑との個体も見られ、体色の変異が大きく光沢は鈍い。
寄生された新芽は、展葉後に反っくり返るなど奇形葉になり生育に影響を与える。
*本説明内容は2018年9月時のものです