カワリコブアブラムシ
カメムシ目 アブラムシ科
Myzus varians
成虫
被害新梢
【加害作物】もも、すもも、センニンソウ、ボタンヅル
4~6月に発生する。夏季はセンニンソウやボタンヅルで発生する。越冬態は卵。
夏季にセンニンソウなどで発生した有翅成虫がももに飛来し、芽の付近に産卵した卵で越冬する。春季ももで発生した個体は、淡黄緑色が多いが、暗黒色の個体もある。角状管は黒色、触角も1節ごとに黒色。
春季、新芽に寄生するが、展葉する葉裏で長期に寄生して増殖を続け大きなコロニーを作る。被害症状は葉を内側に巻き縦長になることが多い。被害は新梢全体に及ぶことがある。夏季はセンニンソウなどで発生するが、ももで発生した個体とは体色や形態が異なる。
*本説明内容は2018年9月時のものです