リンゴワタムシ
カメムシ目 アブラムシ科
Eriosoma lanigerum
【加害作物】りんご、カイドウ、ニレなど
5月から10月まで継続して発生する。越冬態は幼虫。秋に発生した幼虫が枝幹の隙間や根部などで集合して越冬する。
幼虫も成虫も白い綿状物質で覆われてコロニー全体は白く見える。越冬幼虫は、5月から新梢の基部、選定後の切り口、根など硬化中の部分に移動して定着する。6月に成虫になるが、この時期に有翅成虫が大量に発生して移動分散する。寄生部は徐々に膨らんで虫えいになり、多発生すると樹勢は衰える。
*本説明内容は2018年9月時のものです