カメムシ類
カメムシ目 カメムシ科
チャバネアオカメムシ
Plautia stali
ツヤアオカメムシ
Glaucias subpunctatus
クサギカメムシ
Halyomorpha mista
【加害作物】多くの果実類
成虫は4月から10月まで継続して見られるが、幼虫の発生は6~8月にかけて年1回、一部2回。越冬態は成虫。
チャバネアオカメムシは落葉内、ツヤアオカメムシは常緑樹の葉裏、クサギカメムシは樹皮下や建造物の中など、種類により異なる。チャバネは全国的、ツヤアオは暖地、クサギは寒冷地や山間部と、地域により主要種は異なる。
かんきつでは開花期から収穫期まで成虫が飛来して果実を加害する。開花時や幼果期に加害されると落果する。肥大期に加害されると落果したり奇形果となる。着色期以降の加害は果肉がスポンジ状になったり、その部分から腐りが生じることがある。
*本説明内容は2018年9月時のものです