モモアカアブラムシ
カメムシ目 アブラムシ科
Myzus persicae (Sulzer) Green peach aphid
【加害作物】マメ科作物、野菜、花卉、果樹、たばこ等広範な作物
世界的に分布している。色や形には極めて多様性がある。様々な作物を加害し、生育阻害、ウイルス媒介等被害は甚大である。
普段集団で加害しているのはすべて雌で、成虫になっても羽を持たずその場で次々に子孫を増やしていく。増えすぎて過密になったり植物が弱ってくると、成虫で羽を持つタイプ、すなわち有翅虫を産み出し、これが新たな餌を探す旅に出る。
多くの農薬に対する抵抗性を身につけている。しかしながら、抵抗性は必ずしも固定的ではない。このため、少量調製した薬剤を一部で散布して、効果をまず確認するとよい。
*本説明内容は2018年9月時のものです
防除に効果的な農薬
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レタスモモアカアブラムシに対する防除効果
2012年 徳島県立農林水産総合技術支援センター農業研究所
【試験概要】◎品種：極早生シスコ ◎区制：1区 約25株 3連制 ◎発生程度：無→多発生 ◎定植：3月19日 200穴セルトレイ供試 ◎処理日：3月16日（定植3日前） ◎処理量：400倍希釈液500㎖ ◎処理方法：セルトレイ灌注 ◎処理時の作物ステージ：2葉期 ◎調査日：定植当日（3月19日）、7日後（3月26日）、14日後（4月2日）、21日後（4月9日）、29日後（4月17日） ◎調査方法：アブラムシ類は各区任意の15株に寄生する無翅、有翅虫を調査した。また、同時に発生したナモグリバエは各区任意の15株の食害痕または産卵痕の有無を調査した。（3区合計）
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