ゴマフボクトウ
チョウ目 ボクトウガ科
Zeuzera multistrigata leuconota (Butler)
屋久島以北の日本各地に分布。幼虫が茶の枝、幹、主根に食入し、食入孔から外部に糞を排出する。幼虫は赤ないし淡褐色のイモムシで、体が大きくなると孔道から脱出し下方の太い枝や幹に食入・加害を繰り返す。終齢幼虫は体長35~40mm程になる。食入部の上位部分が枯死するため、被害が目立つ。
成虫は体長20~40mm程の胴太のガで、前・後翅は白地に黒藍色の点紋を持つ。1世代の経過に1年あるいは2年が必要とされている。
*本説明内容は2018年9月時のものです