アカイラガ
チョウ目 イラガ科
Phrixolepia sericea Butler
日本全国に分布。幼虫が葉裏に生息し、葉を裏側から加害する。若齢幼虫は古葉の裏面から表皮を残して食害するが、成長すると葉縁から蚕食し、葉を食い尽くすことがある。幼虫は淡黄色から淡緑色で、成長すると18mm程になり胴部背面に7列12枚の鱗片を持つ。チャを加害する。
イラガ科の中では最も被害が大きい種である。土中に繭を作り前蛹で越冬し、年2回発生する。成虫は体長12mm程の淡褐色ないし黒褐色のガで、5月下旬～7月上旬と8月中旬～9月下旬頃に出現する。
*本説明内容は2018年9月時のものです