チャドクガ
チョウ目 ドクガ科
Arna pseudoconspersa (Strand)
本州以南に分布。幼虫が群生し、葉を加害する。幼虫は成長すると体長25~30mm程になる毛虫で、淡黄緑色で白線があり、背中に黒色毒刺毛が密生するこぶ状の突起を持つ。卵越冬で年2回発生する。成虫は体長7~13mm程の橙黄色または黒褐色のガで、6月下旬~7月中旬と9月下旬~11月中旬頃に出現する。
幼虫の食害による茶葉の減収の他に、毒刺毛に触れると激しくかぶれるため、茶園管理や製茶作業等にも支障をきたす。なお、毒刺毛は、幼虫だけでなく、繭、成虫、卵塊にも付着しているので、注意が必要である。しかし、通常管理茶園では殆ど発生しない。
*本説明内容は2018年9月時のものです