カブラハバチ類
ハチ目 ハバチ科
Athalia spp. Cabbage sawfly
【加害作物】アブラナ科
非常に似て食べ物も同じ種カブラハバチ・ニホンカブラハバチ・セグロカブラハバチの3種が国内に生息する。
成虫はいずれもオレンジ色の腹部と黒色の頭部をもち、胸部の模様が異なる。卵は上の写真のように葉裏の組織の中に産み込まれる。幼虫の形態と食害の様子は、チョウ目の幼虫と全く同じである。若齢幼虫は青みを帯びた灰色であるが、成長するにつれて黒色のイモムシとなる。
イモムシに見えるが、もちろんBT剤の効果はない。また、化学合成農薬も、チョウ目害虫とは効果が異なる場合があるので、注意する。ただし抵抗性事例の報告はないので、登録のある農薬で簡単に防除できる。
*本説明内容は2018年9月時のものです
防除に効果的な農薬
●ベリマーク®SC

大事な育苗期にこの1剤で、
幅広い重要害虫を速やかに防除。
長い残効で、作物をしっかり守ります。
はくさいカブラハバチ類に対する防除効果

2013年 (一社)日本植物防疫協会 茨城研究所
【試験概要】◎品種:耐病六十日 ◎播種:6月3日 ◎区制:1区 4.8㎡ 20株 3連制 ◎定植:6月27日 ◎発生程度:少発生(放虫) ◎処理日:6月22日(定植5日前) ◎処理方法:ベリマーク®SC400倍500mℓ/セルトレイ(定植5日前) ◎調査方法:各区中央付近10株に生息する虫数を種別、発育ステージ別に調査。
詳しくはベリマーク®SC 製品ページへ
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