ハンノキキクイムシ
コウチュウ目 キクイムシ科
Xylosandrus germanus (Blandford)
日本全国に分布。成虫は体長2.3mm程で前述のシイノコキクイムシよりやや大きく、光沢のある黒色をしている。
成虫が茶の地際近くの幹や根に侵入し、孔道内でアンブロシア菌を養菌して幼虫の食餌とする。加害された茶は生育不良となり、酷い場合は枯死することもある。しかし、効果的な防除法は確立されていない。
成虫が孔道内で集団越冬し、5~6月頃に孔道を飛び出し分散、後に新しい孔道を穿孔する。年2回発生し、6~7月と8~9月に幼虫が発生する。
*本説明内容は2018年9月時のものです