プリロッソ®粒剤オメガ ユーザー証言ファイル
千葉県山武市
平山 修さん/美里さん
JA山武郡市 成東経済センター管内で、奥様やご両親、パートさんとともにねぎを生産。ねぎ2ha(陽春の宴、夏の宝山、清輝、大河の轟き、森の奏で)のほか、水稲5haも作付。
平山 修さんと奥様の美里さん収益に直結する定植後2~3ヶ月の生育状態が勝負。
ネギハモグリバエB系統、シロイチモジヨトウ、
アザミウマ類への切れ味と残効のレベルが高い、
プリロッソ®粒剤オメガが必要。
散布回数が減って、トータルコストもダウン。
ねぎの折れた部分に害虫が巣を作り、気温の上昇でワッと多発。
葉のすき間に入り込むと、そこから病気に。
薬剤で、しっかり早めにたたくのが大事。
夏ねぎの圃場。「棚持ちの良いねぎは、チッソ分を強くしすぎないことが大事」と平山さん奥様と農作業のタッグをがっちり組み、春ねぎ、夏ねぎ、秋冬ねぎとほぼ周年でねぎを手がける山武市の平山さん。ねぎづくりの一番の課題は、連作障害とのこと。
「連作してるとどうしても病気が出やすくなる。だからうちでは、隔年でねぎを作付するようにしてるし、冬にクズ麦をまいて、緑肥として翌年圃場にすき込むみたいな工夫もしてます」と平山さん。
また、「チッソ分の化学肥料を入れると、生育が進んでつくりやすいけど、ねぎ全体が柔らかくなって、傷んだり病気にもなりやすい。緑肥だと、中身がぎっちり詰まった硬くて強いねぎに仕上がる。店頭での棚持ちもいいし、多少圧がかかっても、折れるどころかビクともしない。ねぎはまず、折れた部分から害虫が巣を作るんだよね」とおっしゃいます。
「虫はね、気温が上がってくるとワッと多発する。虫がねぎの葉のすき間に入り込むと、そこから病気にもなりやすい。こればっかりは、耕種的な工夫じゃなくて、薬剤でしっかり早めにたたくのが大事だね」。
定植1ヶ月後の土寄せのタイミングで、プリロッソ®粒剤オメガを処理。
1日で圃場を真っ白にするネギハモグリバエB系統や、
シロイチモジヨトウ、アザミウマ類を、1~2ヶ月しっかり抑えてくれる
平山さんの圃場での問題害虫は、ネギハモグリバエ バイオタイプB(B系統)や、シロイチモジヨトウ、アザミウマ類。特にネギハモグリバエB系統は、2~3年前から発生が広がり、「1日で圃場が真っ白になる。恐ろしいよ」とのこと。
奥様の美里さんも、「6月から11月の防除が大事ですね。とにかく発生初期に卵をできるだけ産ませないこと。初期に害虫密度をできるだけ抑えて、ネギハモグリバエの数を増やさないようにしてます」とおっしゃいます。
そのために、「定植1ヶ月後の1回目の土寄せのタイミングで、プリロッソ®粒剤オメガを、10aあたり6kg、散粒器で処理してます。暑い時期にホースを引っ張りながら、動噴で散布剤を300ℓまくのは大変だけど、粒剤だったらほとんどの農家が必ずできる」と平山さん。
「問題害虫のネギハモグリバエB系統、シロイチモジヨトウ、ネギアザミウマを、1~2ヶ月ぐらいはしっかり抑えてくれる」とおっしゃいます。
ネギハモグリバエやシロイチモジヨトウの密度が、一気にぐんと下がる。
しっかり残効があって、稲刈りに専念できるから、絶対欠かせない。
昨年の夏は、毎週散布剤で防除していたから、大変だった」と振り返る美里さんも、「シロイチモジヨトウは、卵が産みつけられてるのが見えるからまだ気づきやすいんですが、ネギハモグリバエは密度が増えてきてもわからない。ねぎが真っ白になってから気づくんです。青葉を食害されると、次の葉が展開するまで2週間ぐらいかかるし、ひどい時は廃棄になるから、何百万円っていう損失です」とのこと。
「だから、7月の土寄せでのプリロッソ®粒剤オメガは、絶対欠かせない。ネギハモグリバエやシロイチモジヨトウの密度が一気にぐんと下がるから。8月には稲刈りも始まるので、それまでしっかり残効があるのも、稲刈りに専念できてすごく助かる」とおっしゃいます。
収益に直結する定植後2~3ヶ月の生育状態が勝負。
害虫への切れ味と残効のレベルが高い、プリロッソ®粒剤オメガが必要。
散布回数が減って、トータルコストもダウン。
また、「プリロッソ®粒剤オメガは高いっていう人もいるけど、僕はそう思わない。うちの場合、トータルでみるとコストは確実に安くなってる。以前は定植後、毎週殺虫剤を散布してたのが、プリロッソ®粒剤オメガの残効が長い分、ずいぶん回数が減ったから」と平山さん。
「ねぎは定植後2~3ヶ月の時の生育状態で、収穫時の収量や品質がほぼ読める。そのための害虫対策には、切れ味と残効のレベルが高い薬剤が必要」。
「収益に直結する話だから、農家だったらみんなプリロッソ®粒剤オメガを使いたいのでは? 安くても錆びた刀じゃ、最終的には損になる」とおっしゃいます。
「近年市場が求める11月出荷の秋冬ねぎに注目中。出荷量を増やしていきたい」と意欲的な平山さんまた、「プリロッソ®粒剤オメガを根から十分吸わせるには、水分が必要なので、土が湿っている時か、近々雨が降りそうなのを見越して処理するのがポイント。どうしても雨が降らなければ、自分で灌水をしに行くこと(笑)。それができれば、こんな抜群の薬剤って他にはないと思いますよ」。
「農家をやるからには、他産地から視察に来られるような、この地域の中核的な農家になりたい。そのために毎日何かしらの勉強は欠かしません」と平山さん。
平山さんのビジョンは、必ずや実現されることでしょう。