ニジュウヤホシテントウ・オオニジュウヤホシテントウ
ニジュウヤホシテントウ コウチュウ目 テントウムシ科
Henosepilachna vigintioctopunctata (Fabricius) Twenty-eight-spotted ladybird
オオニジュウヤホシテントウ コウチュウ目 テントウムシ科
Henosepilachna vigintioctomaculata (Motschulsky) Large twenty-eight-spotted ladybird
ニジュウヤホシテントウ 成虫
ニジュウヤホシテントウ 卵塊
ニジュウヤホシテントウ 幼虫
オオニジュウヤホシテントウ 成虫
【加害作物】ナス科が主体、まれにウリ科
両種とも成虫は7mm前後で翅に28の斑紋を持つ。ニジュウヤホシテントウの方が、小振りで斑紋も小さいが、よく似ている。関東を境に、主に西南にニジュウヤホシテントウ、東北にオオニジュウヤホシテントウが分布する。
成虫・幼虫ともに葉を加害し、特徴的な網目状の食痕を残す。卵塊を生むため若齢幼虫は集団で加害する。ばれいしょ・なすなどでは、農薬を控えると被害が目立ってくる。
農薬に弱く、しかも薬液がかかりやすいところにいるため、防除は容易である。
*本説明内容は2018年9月時のものです