ミカンサビダニ
ダニ目 フシダニ科
Aculops pelekassi
成虫、幼虫のコロニー
被害果実(温州みかん)
被害果実(レモン)
【加害作物】かんきつ
かんきつでは、年間を通じて葉で見られる。7月までは新芽や葉での発生が多いが、7月以降は果実での発生が多くなる。越冬態は成虫。秋に発生した成虫が葉で越冬する。
体長は約1.6mmと小さく、肉眼で見極めることが難しいので初期発生を見逃すことが多い。
新芽に寄生すると暗褐色になり、奇形になったり萎縮する。時に落葉する。果実に寄生すると油胞がつぶれ、果皮は灰褐色から茶褐色になりサメ肌状になる。
*本説明内容は2018年9月時のものです