プリロッソ®粒剤 ユーザー証言ファイル
鹿児島県南九州市
有限会社有村青果 部長東村寿史さん
青果物の卸売り、生産などを手がける(有)有村青果では、だいこん45ha、かんしょ50ha、キャベツ40ha、ごぼう5ha、ばれいしょ3haなどを自社で生産するほか、契約農家から集荷した青果物を加工会社へ出荷。東村さんは主にだいこんを担当。
だいこんの反収が向上し、売上げが1割アップ。
いずれは作付100haをめざしたいですね。
キスジノミハムシの食害で収穫をあきらめることも
有限会社有村青果では、契約農家の面積を含めると65haのだいこんを生産・集荷されています。「できれば近いうちにもう10ha増やしたい」と同社部長の東村さん。「100haが目標です。チャンスがあればチャレンジしたいですね」と規模拡大に意欲的です。その大前提となるのが、品質・収量の安定。なかでも大事なのが、害虫防除なのだとおっしゃいます。
「特にキスジノミハムシの防除は重要ですね。9月播種と1~2月播種のだいこんは、防除次第で被害が拡大しがちなので要注意です」。
以前はキスジノミハムシの食害で、途中で収穫をあきらめてしまうほど大きな被害が出る年もあったのだとか。何とか手を打たねば、と解決策を案じていた時に出会ったのがプリロッソ®粒剤でした。
目に見えて品質が向上して大きく生育し、安定した収穫に
東村さんは、以前から使用していた他殺虫剤を播種直前に処理した後、施薬機を取り付けたうね立て播種機で、プリロッソ®粒剤を播溝土壌混和されています。
「まず驚いたのは、プリロッソ®粒剤のキスジノミハムシへの効果の高さです。目に見えてだいこんの品質が向上して大きく生育し、安定した収穫ができるようになりました。以前と比べて反収も800kg向上、売上げで言うと1割ほどのアップです。加工用で45haのだいこんをつくっているので、反当りの売上げが1割上がるというのは、全体で見ると相当大きなメリットになります」。
東村さんが、プリロッソ®粒剤を使い始めて実感したもう一つのメリットは、キスジノミハムシに対する残効の長さです。
「播種1ヵ月後ぐらいでだいこんを抜いてみたら、食害が全くない。本当にきちんと防除できているし、少なくともしっかり1ヵ月は残効があるなと感じたんです。播種後の生育期防除のうち、最初の1回を省けた圃場もありました」。
初めてプリロッソ®粒剤を使用してから今年で5年目。今では全圃場で、プリロッソ®粒剤を『キスジ防除の要に』使用されています。継続して品質・収量を安定化させて、さらなる規模拡大へ──『だいこん100ha達成』という東村さんのビジョンの実現が、リアルに感じられるリモート取材でした。
※コメントは取材当時の個人の感想です。
本内容は2021年7月取材時のものです。