チャノキイロアザミウマにはしっかりと効き、天敵にはやさしい|和歌山県 みかん生産 向山さん エクシレル®SE 体験
チャノキイロアザミウマを叩き、 天敵にやさしい薬剤 |
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目指すは、甘くて美味しいみかん作り。秀品率アップが期待できる薬剤です。 和歌山県海南市 向山 幸志さん | |
和歌山県海南市下津地域は、貯蔵みかんの一大産地として知られています。その横山地区で代々みかん作りに勤しんでいる向山さんは、その道37年のベテランです。
「手塩にかけて育てたみかんを、美味しい、と食べてもらえるのが何より嬉しい。だから、他人よりも手間やお金をかけてでも、甘くて良いみかんを作ろうと思っています。ここらは温暖地なので、害虫の発生も多いんです」と向山さん。特にチャノキイロアザミウマの被害は深刻なため、防除には本当に気を抜けないと言います。「地域ぐるみの対策が欠かせません。みかんの顔やヘタの部分をキズつけられてしまったらアウトです。見た目が悪くなり、秀品率がグンと下がって値段に大きく響いてしまいます」。
問題害虫を叩き、天敵にはやさしい。新系統の剤が登場してくれるのは、ありがたいね。
そうした状況のなか、生産者仲間から薦められて今年の9月にエクシレル®SEを使用したと言う向山さん。「同じ薬剤ばかり何度も使っていると効きが悪くなるので、新系統の薬剤が出てくれるのはありがたい。エクシレル®SEは、問題のチャノキイロアザミウマ防除でしっかりと役目を果たしてくれたと思います。それにエクシレル®SEは、ダニを捕食してくれる天敵を殺さない点も非常に良いです。これまで頻繁に使っていた薬剤は、天敵やハチといった有益な虫まで一緒に殺してしまうものでしたからね」と、エクシレル®SEに高い評価をくださいました。 「先日、次男の結婚式がありまして、その披露宴の席でうちのみかんを使った料理を出してくれたんですよ」と、顔をほころばせながら心温まるエピソードを披露してくださった向山さん。息子さんの粋な計らいによって、生産者としての喜びを強く感じたそうです。 おいしいみかん作りに貢献する一剤として、今後もエクシレル®SEがお役に立てることを願っています。 害虫防除の手段として化学農薬(化学的防除)と天敵(生物的防除)を組み合わせることは、JGAP基準(青果物2016は24.1.1、青果物2010は6.1.3)にもある通り、総合的病害虫・雑草管理(IPM: Integrated Pest Management))の実践となります。複数の防除を組み合わせて、害虫被害をしっかり抑えましょう。
2015年10月の生産者への取材に基づいて作成されたものです。 |