キスジノミハムシの食害を抑え、見た目が美しくなった|青森県 だいこん生産 竹ケ原さん ベネビア®OD体験
“おいしい”の一言のために、 だいこんの品質にこだわる。 それは生産者としてのプライドです。 |
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青森県上北郡(JA十和田おいらせ ももいし支店) 株式会社マルタケ 代表取締役社長 竹ケ原正克さん | |
作付面積を8倍に広げ、去年から法人として始動 青森県上北郡でだいこんをメインに、ながいも、ごぼう、にんじんなどを作付しています。農家としては私が4代目で、現在の総作付面積は40haになりました。以前は家族経営でしたが去年から農業法人になり、現在は派遣社員も含めて総勢15人で作業しています。だいこんは、3月から10月の間は安定して収穫でき、収量もきちんと 伸ばせます。会社で特に徹底しているのが選別作業で、透き通るようなツヤ肌をもつ、形の整った理想のだいこんのみを出荷しています。「これくらいなら」というグレーゾーンを作らずに、品質にこだわるからこそ各市場から信頼を得て「出荷してください」と連絡が来ることも多いです。
キスジノミハムシの食害を抑え、見た目が美しくなった 理想の美しいだいこんを作るために、播種後2週~1ヶ月の防除は慎重に行っています。一番厄介なキスジノミハムシの防除には、播種後2週間を目安に 6月半ばごろから、ベネビア®ODを 散布しています。それまで使用していた薬剤よりも残効が長く、以前なら 出ていた食害がかなり抑えられました。土から出ている部分の肌にきちんとツヤがあり、一目で効果がわかる 状態です。私の会社では品質重視はもちろん、出荷するだいこんがキレイな見た目であることも重要です。その点で、ベネビア®ODは効果がしっかり 出ているので高評価ですね。害虫が 抵抗性を持つのを防ぐために、他剤も組み合わせたローテーション防除で、使用する剤の系統が重ならないように気をつけています。
品質を重視。「もっと良いものを届けたい」 とにかく「ラク」したい(笑)、そして みんなの笑顔が見たいです。そのために、ベネビア®ODを使って、年中作物がとれるようにしたいです。今年から「輸出もしてみないか」という話も あり、現状維持ではなく新しい楽しみを探しながら作物を作っていけたら いいなと思っています。生産者として「もっと良いものを届けたい」という意地がありますし、最終的には「おいしい」と言ってもらえる時が一番うれしいですね。
2018年8月の生産者への取材に基づいて作成されたものです。 |