タネバエ
ハエ目 ハナバエ科
Delia platura (Meigen) Seedcorn maggot
【加害作物】マメ科作物、野菜、たばこ等広範な作物の生育初期
成虫は小型の地味なハエである。魚かすや未熟堆肥など、臭気の強い有機質に集まってきて産卵する性質がある。
幼虫であるウジは、発芽したての芽や移植直後の苗の地際部などを好み、欠株の原因となる。生育中期においてもだいこんなどでは根部が食害されることがあり、商品価値が無くなってしまう。
堆肥を完熟させ臭気を抑えることが重要だが、常発地では粒剤処理等の対策が必須である。
*本説明内容は2018年9月時のものです