ハーモニー®DF
ハーモニー®DF 特長
1. 麦畑や牧草の問題雑草に対して、生育期の全面散布で優れた防除効果を発揮します。
2. 雑草の発生程度を確かめてから散布できるので、無駄がありません。
3. 気温や土壌条件による効果のブレがほとんどありません。
4. 10a当たり10g以下の低薬量で雑草防除が可能です。
5. 人畜、魚介類/水産動物に対して高い安全性があります。
ハーモニー®DFの主な対象雑草
●一年生および越年生広葉雑草
写真提供 丸和バイオケミカル株式会社
ギシギシ類への効果
●ギシギシが手のひら大になった時期が散布適期です。
・・・草丈20㎝以下の時期に処理してください。
●ギシギシ類の根まで枯らし再生を抑制します。
※薬量0.5~1g/10aでは実生のギシギシのみが対象となります。(新播草地定着後の使用)
写真提供 丸和バイオケミカル株式会社
作用機構と殺草特性
●作用機構
ハーモニー®DFは、分岐鎖アミノ酸(バリンやロイシン)の生合成に関与するアセト乳酸合成酵素の活性を阻害します。その結果、アセト乳酸の生合成が抑制されることにより、細胞分裂に必要な分岐鎖アミノ酸の生合成が妨げられ、植物は生育を停止し、枯死します。
●殺草特性
ハーモニー®DFは、主として雑草の茎葉部から吸収され、雑草の細胞分裂を阻害することにより生育を停止させ、その後徐々に褐変あるいは黒変し枯死に至ります。ただし、一部の草種や生育の進んだ雑草は、生育を停止したまま枯死することなく、処理時の状態で長期間残草することがあります。
効果発現の経過