ハーモニー®75DF
特 長
●生育期処理で、スズメノテッポウ(※)、ギシギシ類、及び一年生広葉雑草(ヤエムグラ、タデ類など)に対して優れた効果を示します。
●発生期間の長いタデ類に対して、散布後の後発生も抑えることができます。
※スルホニルウレア(SU)抵抗性スズメノテッポウが確認された圃場では、適切な土壌処理剤と組み合わせて使用してください。
北海道向け雑草へのスペクトラム(小麦)
●完全枯死、〇実用的な殺草効果であるが完全枯死せず多少残草、△実用的な効果ではないが、生育抑制効果は認められる、×効果なし、ー未確認
北海道向け秋播き小麦 上手な使い方
北海道向け春播き小麦 上手な使い方
東北以南向け雑草へのスペクトラム(小麦・大麦)
●完全枯死、〇実用的な殺草効果であるが完全枯死せず多少残草、△実用的な効果ではないが、生育抑制効果は認められる、×効果なし、ー未確認
東北以南向け上手な使い方(小麦・大麦)
小麦(秋播き)における効果・薬害
●播種後出芽前、雑草発生前処理
試験年度:2018年 試験場所:植調岡山研究センター西大寺試験地
作物名(品種名):小麦(ふくほのか)
は種日:2018年11月15日、覆土深:2~3cm
試験規模:1区4.5㎡、2反復
処理時の雑草、作物の状況:雑草発生前(スズメノテッポウ、ホトケノザ、コハコベ)、小麦出芽前
処理方法:土壌処理(全面)
散布水量:100L/10a
処理時期:2018年11月18日
調査日:2018年12月25日(処理37日後)
無処理の発生程度 (実数/㎡)
スズメノテッポウ14.9g(1808本)、ホトケノザ0.6g(68本)、
コハコベ2.4g(368本)、その他一年生非イネ科0.8g(114本)
5g/10a処理、10g/10a処理ともに高い効果を示した。
●幼穂形成期処理
試験年度:2018年 試験場所:植調十勝試験地
作物名(品種名):小麦(きたほなみ)
は種日:2018年9月20日、覆土深:3cm、試験規模:1区6.6㎡、2反復
処理時の雑草、作物の状況:イヌカミツレ4cm、ギシギシ7cm、小麦幼穂形成期5L(28cm)
処理方法:茎葉処理(全面)
散布水量:100L/10a、処理時期:2019年4月29日(は種221日後)
調査日:2019年6月3日(処理35日後)
無処理の発生程度 (実数/㎡)
イヌカミツレ7.24g(3本)、ギシギシ類199.9g(3本)
3g/10a処理、5g/10a処理とも経年ギシギシに極大の除草効果があった。薬害も認められなかった。
●幼穂形成期処理
試験年度:2018年 試験場所:(公財)日本植物調節剤研究協会研究所
作物名(品種名):小麦(さとのそら)
は種日:2018年11月19日、覆土深:3~5cm、試験規模:1区6㎡、2反復
処理時の雑草、作物の状況:雑草生育期(オランダミミナグサ6cm、コハコベ13cm、ホトケノザ5cm、ノボロギク7cm、エゾノギシギシ73cm)、小麦幼穂形成期(出穂34日前)
処理方法:茎葉処理(全面)
散布水量:100L/10a、処理時期:2019年3月19日(播種120日後)
調査日:2019年4月18日(処理30日後)
無処理の発生程度 (実数/㎡)
オランダミミナグサ43g(228本)、コハコベ342g(133本)、ホトケノザ17g(61本)、エゾノギシギシ1654g(3本)
いずれの処理区とも一年生広葉雑草、ギシギシに対する効果は高かった。薬害は無かった。
※ハーモニー®DFとハーモニー®75DFの薬効は同等です。