信頼の麦・草地用除草剤
ハーモニー®75DFは、優れた除草効果と長期残効で麦畑、草地を守り、雑草管理のお役に立ちます。
農林水産省登録:第24136号(ハーモニー75DF)
販売会社:ホクサン株式会社 / 丸和バイオケミカル株式会社
製品規格:(10g×30袋)×4 (50g×10袋)×4スルホニルウレア系のハーモニー®75DFは、麦、牧草、飼料用とうもろこしの雑草に効果の高い除草剤です。低薬量で優れた除草効果と長期間の残効により麦や草地を守り、雑草管理をお手伝いします。
●小麦・大麦の生育期のスズメノテッポウや多くの一年生広葉雑草、また牧草地や飼料用とうもろこしのギシギシに対し、すぐれた効果を発揮します。
●使用量は10アールあたり小麦で3-10g、大麦で5-10g、牧野・草地で0.5-5g、飼料用とうもろこしで2gと極めて低薬量で効果があります。
●適用作物において生育期にも使えるため、散布適期の幅に余裕があり除草管理がしやすくなります。
● 雑草が発生した後からの散布でも効果があります。
● 開封時や薬剤調製時の舞い上がりがなく、取り扱いが容易なドライフロアブルです。
●安全性
人畜毒性 (製剤)
試験 の種類 | 動物種 | LD50、最大無作用量 又は無毒性量 |
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急性経口 | ラット | ♂♀>5000㎎/kg |
急性経皮 | ラット | ♂♀>5000mg/kg |
皮膚刺激 | ウサギ | 弱い刺激性 |
眼刺激 | ウサギ | 刺激性あり |
皮膚感作 | モルモット | 感作性なし |
環境毒性 (原体)
試験種 | LC50またはEC50値 (mg/L) |
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コイ | LC50:>98.4(96h) |
オオミジンコ | EC50: 473(48h) |
緑藻 | ErC50: 6.4(72h) |
■適用雑草と使用方法(2020年11月11日現在)
作物名 | 適用場所 | 適用雑草名 | 使用時期 | 使用量 | 本剤の 使用回数 | 使用方法 | チフェンスルフロンメチルを含む農薬の総使用回数 |
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薬量 | 希釈水量 |
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小麦 | - | 一年生広葉雑草 | 春播栽培の 小麦3~5葉期 | 3~5g /10a | 100ℓ /10a | 1回 | 雑草茎葉散布 又は全面散布 | 1回 |
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ギシギシ類 | 秋播栽培の 幼穂形成期 但し、収穫 45日前まで |
一年生広葉雑草 スズメノテッポウ | は種後 ~麦2葉期 | 5~10g /10a |
麦3葉期 ~節間伸長前 | 50~100ℓ /10a |
一年生広葉雑草 | 節間伸長開始期 ~穂ばらみ期 但し、収穫45日 前まで | 3~10g /10a |
カズノコグサ | 麦1葉期~ 節間伸長前 | 10g/10a | 100ℓ /10a |
大麦 |
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一年生広葉雑草 スズメノテッポウ | は種後 ~麦2葉期 | 5~10g /10a |
麦3葉期 ~節間伸長前 | 50~100ℓ /10a |
牧草 | 牧野、 草地 | 一年生広葉雑草 ギシギシ類 | 採草21日前まで (雑草生育期) | 3~5g /10a | 100ℓ /10a |
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ギシギシ類 | 新播草地定着後 但し、採草 21日前まで | 0.5~1g /10a |
飼料用 とうもろこし | - | 耕起7日前まで (雑草生育期) | 2~4g /10a | 50~100ℓ /10a |
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飼料用 とうもろこし 2~4葉期 (雑草生育期) | 2g/10a | 100ℓ /10a |
ハーモニー®75DF 適用内容(印刷用PDF)
効果・薬害等の注意
所定量の薬剤を所定量の水に加え、よくかき混ぜてから均一に散布してください。
●使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
●調製した薬液は速やかに使用してください。
●連年施用するとスズメノテッポウに効果が劣ることがあるので、有効な薬剤との組み合わせ、又は輪番で使用してください。
●麦類に使用する場合、
1) 必要に応じて展着剤を加用してください。
2) 薬量5~10gで使用する場合、単用処理では、10アール当り7.5~10gでの使用が望ましいです。
3) 体系処理の場合は、必要に応じて有効な前処理剤または後処理剤との組み合わせで使用してください。
4) 春播栽培の小麦に使用する場合、イネ科雑草には効果が劣るので、イネ科雑草に有効な薬剤との組み合わせで使用してください。
5) カズノコグサに単用で使用すると効果が劣る場合があるので、必要に応じてイネ科雑草に有効な薬剤との組み合わせで使用してください。
6) 本剤の散布適期はスズメノテッポウ5葉期まで、カズノコグサ1~3葉期であり、 生育の進んだ雑草には効果が劣るので、時期を失しないように散布してください。
●牧草に使用する場合、
1) 本剤はクローバに薬害を生じるので、これらの牧草には使用しないでください。
2) 本剤は茎葉処理剤なので、ギシギシの葉が展葉してから散布を行ってください。
3) 本剤の散布後 21 日間は採草及び放牧を行わないでください。
4) 一年生牧草には一年生牧草の5葉期以降に使用してください。(薬害)
5) 多年生牧草の新播草地では薬害のおそれがあるため、0.5~1g の薬量で使用してください。
6) 0.5~1g の薬量で使用の場合は、実生以外のギシギシ類には効果が劣るので、実生のギシギシ類に対して使用してください。
7) 本剤の新播草地定着後の散布適期はギシギシ類草丈 20cm 以下であり、生育の進んだ雑草には効果が劣るので、時期を失しないように散布してください。
8) 新品種および新草種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
●飼料用とうもろこしに使用する場合、
1) 有機リン系殺虫剤との混用および 7 日以内の近接散布はさけてください(薬害)
2) 薬害を生じるおそれがあるので必ず所定量及び使用時期を守り、均一に散布してください(薬害)
●砂土では使用しないでください。
●散布直後に降雨が予想される場合は使用をさけてください。
●散布液の飛散や流出によって有用植物に薬害を生じることのないように十分注意して散布してください。なお、必要に応じて飛散防止ノズルを使用して散布してください。
●本剤散布に用いた器具類は、タンクやホ-ス内外に薬液が残らないよう使用後できるだけ早く水でよく洗浄し、他の用途に使用する場合、薬害の原因にならないように注意してください。
●散布器具や容器の洗浄水は河川等に流さず、環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
●本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用上の注意
●眼に入らないように注意。眼に入った場合は直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
(刺激性) 使用後は洗眼してください。
保管…密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した所。
洗浄方法
●動力噴霧機用
タンク内に残ったハーモニー®75DFは微量でも他作物に影響を及ぼす可能性があるので、次の手順で洗浄(不活性化)してください。
●ブームスプレイヤー用
タンク内に残ったハーモニー®75DFは微量でも他作物に影響を及ぼす可能性があるので、次の手順で洗浄(不活性化)してください。